2023年漁業センサス_海面漁業調査結果速報(漁業経営体調査_香川県分)
1.調査の目的
漁業センサスは、漁業の生産構造、就業構造及び漁村、水産物流通・加工業等の漁業を取りまく実態及び変化を明らかにするとともに、水産行政の推進に必要な基礎資料を整備することを目的とする。
2.調査の改革
漁業センサスは、1949年(昭和24年)に第1回調査を、1954年(昭和29年)に第2回調査を実施した。その後、3回目を1963年(昭和38年)に実施してからは5年ごとに実施しており、今回は第15回調査として、2023年(令和5年)11月1日を基準日として全国一斉に実施された。
3.調査の概要
- 調査の名称
「海面漁業調査」のうち、「漁業経営体調査」
- 調査の系統
農林水産省−都道府県−市区町村−統計調査員
- 調査内容
従事状況、漁船の操業状況、営んだ漁業種類、養殖施設規模、雇用者数など
- 調査の期日
2023年(令和5年)11月1日
- 調査範囲
海面に沿う7市5町(高松市、丸亀市、坂出市、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市、土庄町、小豆島町、直島町、宇多津町、多度津町)の区域内にある海面漁業に係る漁業経営体
- 調査方法
統計調査員が調査客体に対し調査票を配布して行う自計申告調査
※回答の回収方法は訪問回収、オンライン回答、郵送回収、面接調査(聞き取り)
4.調査結果概要(要約)
- 漁業経営体数
本県の漁業経営体数は970経営体で、5年前と比べ264経営体(21.4%)減少した。
- 漁船の隻数
漁業経営体が調査期日前1年間に漁業生産に使用し、調査期日現在保有している漁船の総隻数は2,112隻で、5年前と比べ475隻(18.4%)減少した。
種類別構成比は、動力漁船63.1%、船外機付漁船36.1%、無動力漁船0.8%であった。
- 漁業就業者数
満15歳以上で調査期日前1年間に漁業の海上作業に年間30日以上従事した漁業就業者数は1,425人で、5年前と比べ、488人(25.5%)減少した。このうち個人経営体の自家漁業就業者は913人、雇われ漁業就業者は378人、漁業従事役員は134人であった。男女別では、男性は1,320人、女性は105人であった。
調査結果の概要
結果速報(PDF:1,668KB)
全国の調査の結果については農林水産省ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。