2018年漁業センサス 海面漁業調査結果(漁業経営体調査 香川県分)
1. 調査の目的
漁業センサスは、漁業の生産構造、就業構造及び漁村、水産物流通・加工業等の漁業を取りまく実態を明らかにするとともに、水産行政の推進に必要な基礎資料を整備することを目的とする。
2. 調査の改革
漁業センサスは、1949年(昭和24年)に第1回調査を、1954年(昭和29年)に第2回調査を実施した。その後、3回目を1963年(昭和38年)に実施してからは5年ごとに実施しており、2018年(平成30年)漁業センサスは、平成30年11月1日を基準日として全国一斉に実施された。
3. 調査の概要
- 調査の名称
「海面漁業調査」に係る「漁業経営体調査」
- 調査の系統
農林水産省−都道府県−市区町村−統計調査員
- 調査の期日
平成30年11月1日
- 香川県が実施した調査の範囲
海面に沿う市町(7市5町 高松市、丸亀市、坂出市、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市、土庄町、小豆島町、直島町、宇多津町、多度津町)の区域内にある海面漁業に係る漁業経営体
- 調査の方法
統計調査員が調査客体に対し調査票を配布して行う自計報告調査の方法(一部面接聞き取り調査)又は政府統計共同利用システムのオンライン調査システムにより回答する自計報告調査の方法
4. 調査結果の概要(要約)
- 漁業経営体数
平成30年11月1日を調査期日として実施した漁業センサス海面漁業調査結果によると、本県の漁業経営体数は1,234経営体で、5年前に比べ357経営体(22.4%)減少した。
- 漁船の隻数
漁業経営体が過去1年間に漁業生産に使用し、調査期日現在保有している漁船の総隻数は2,587隻で、5年前に比べ568隻(18.0%)減少した。種類別内訳は、動力漁船64.7%(前回65.8%)、船外機付漁船33.9%(同32.8%)、無動力漁船1.3%(同1.3%)であった。
- 漁業就業者数
満15歳以上で過去1年間に漁業の海上作業に年間30日以上従事した漁業就業者数は1,913人で、5年前に比べ、571人(23.0%)減少した。自営・雇われ別では、個人経営体の自家漁業就業者は1,210人、雇われ漁業就業者は703人であった。男女別では、男性は1,738人、女性は175人であった。
調査結果の概要
調査結果の概要 香川県(PDF:1,013KB)
統計表[XLSX]
1 全県
2 市町漁業地区
全国の調査の結果についてはこちら(農林水産省ホームページ)(外部サイトへリンク)をご覧ください。