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平成11年度の実態調査以降20年余りが経過し、今回県内のため池において実態調査を行い、2,350箇所のため池が埋没、埋立て等により減少したため、令和3年4月1日現在のため池数が12,269箇所となりました。
平成30年7月に発生した西日本豪雨を受けて、平成30年7月から12月までに約8,000箇所のため池において、緊急点検を実施して、ため池の現状を把握。
また、平成31年4月に制定された『ため池管理保全法』や、令和2年6月に制定された『ため池工事特措法』に基づく、「防災重点農業用ため池」の指定等を行う中で、令和元年9月から現地調査・確認を実施して、令和3年3月に全てのため池の調査が完了。
減少となったため池数 ▲2,350箇所
(1)理由別ため池の減少内訳について(別紙1)
ため池整備事業などの公共事業によるため池の統廃合や、民間や個人による埋立てなどにより減少したため池が182箇所。(人為的要因による減少)
また、中山間地域にある小規模ため池を中心として、豪雨時の土砂の流入等により、長年の間に埋没・荒廃したため池が2,168箇所。(自然的要因による減少)
(2)貯水量別ため池の減少内訳について(別紙2)
減少したため池2,350箇所のうち、貯水量5千m3未満のため池が2,302箇所で全体の約98%を占めており、中でも、貯水量1千m3未満の小規模ため池が1,992箇所で全体の約85%。
(3)市町別ため池の減少内訳について(別紙3)
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