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食環境の変化を背景として、心身の健康を増進する健全な食生活を実践するため、平成17年6月、「食育基本法」が制定されました。これにあわせ、香川県では「かがわ食育アクションプラン」を策定し、健全な食生活を通じて心身ともに健康で豊かな県民生活の実現を、各機関や地域が連携し、県民運動として計画的に推進しています。
特に水産分野においては、魚食に関する正しい理解と、漁業や地域水産物への関心を高めるため、小学生(親子含む)や、高校生などを対象に、地魚にじかに触れ、調理し、おいしさを体感する地域水産物体験学習会(おさかな料理教室)のほか、水産物の生産現場の見学や、漁獲物の選別体験、おさかなカルタなどのビジュアル教材等を用いて、漁業現場を中心に、さまざまな食育関連情報を発信しています。
県内の水産関係団体や、水産課では、水産物の消費拡大や食育推進活動と並行し、伝統的な魚食文化の紹介とともに、地魚の新しい食べ方や調理法の普及・開発にも取り組んでいます。
特に県魚「ハマチ」、西讃地域での生産が盛んな「イリコ」については、料理コンテストを開催し、県民の皆様より、独創性かつ普及性に富む、料理法を発掘・開発いたしました。
また最近注目を集めつつある「イカナゴ」、「タイラギ」などの料理についても、漁協女性部や料理研究家の監修のもと、随時資料化し、関係HPでの掲載や、水産物の販売促進キャンペーンなどでの資料配布を行っています。
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