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香川県の水産物加工品生産量(焼・味付のり除く)は、平成28年に21,180トンであり、主な加工品は、水産物つくだ煮が全体の35.4%と最も多く、次いで冷凍食品26.7%、煮干し品18.0%、ねり製品11.0%となっています。これらは原料の大部分を県外から仕入れて加工しています。
煮干しは県内で漁獲されたカタクチイワシを用いて生産され、その生産量は全国第3位を誇っています。
焼・味付のりは、県内及び県外で生産された乾ノリを用いて加工されています。
品名 | 生産量 | 全国順位 | |
---|---|---|---|
香川県 | 全国 | ||
ねり製品(かまぼこ類) | 2,337t | 454,821t | 26 |
冷凍食品 | 5,669t | 253,851t | 16 |
煮干し | 3,824t | 56,243t | 5 |
水産物つくだ煮 | 7,516t | 75,141t | 3 |
焼・味付ノリ | 33,666千枚 | 7,108,688千枚 | 22 |
資料:平成28年水産加工品の加工種類別品目別生産量(農林水産省)
香川県西側の燧灘、特に伊吹島は煮干し(イリコ)の名産地として、全国に知られており、漁業者自ら漁獲から加工まで行い、鮮度抜群の煮干しが生産されています。
煮干し(イリコ)
県内では、1,000トン前後の小エビ(サルエビ、アカエビ、トラエビなど)が漁獲され、エビせんべいやかき揚げの材料に使用されるほか、干しエビに加工され、そうめんの出汁用に用いられます。
干しエビ
香川県産乾ノリは、香川県漁連の共販で全国の商社によって購入され、全国各地で焼・味付ノリ等に加工されますが、そのうち一部は県内の加工会社で焼ノリ、味付ノリ等に加工され、販売されています。
11から12月に最初に摘み採る初摘みノリは、柔らかく、香り、旨味の高い高級品です。基準をクリアした「“初摘み”香川県産ノリ」を原料とした加工品について、平成21年度から認証制度が設けられました。
「“初摘み”香川県産ノリ」認証マーク
漁協女性部が地域で水揚げされる漁獲物を用いて、水産加工品を製造し、地域のイベントや道の駅などで販売しています。
商品名 | 開発した女性部 | 問合せ先 | 備考 |
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牡蠣の燻製 | 鴨庄漁協女性部 | (087)894-1056 | 鴨庄漁協HP(外部サイトへリンク) |
ゲタのあめ煮・鱧天(はもてん) | 四海漁協女性部 | (0879)64-6001 | 期間限定 |
牡蠣の燻製
鱧天(はもてん)
ゲタのあめ煮
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