ここから本文です。
香川県魚類養殖業赤潮対策本部(本部長:香川県漁連会長嶋野勝路)が、備讃瀬戸西部海域にシャットネラ(アンティカ、マリーナ、オバータ)関する赤潮警報第1号を発令しました。
6月7日に県が調査した結果、備讃瀬戸西部海域の複数の調査点において、有害赤潮の原因プランクトンであるシャットネラ(アンティカ、マリーナ、オバータ)が、赤潮警報発令基準(10細胞/ml)を上回る密度(最高19細胞/ml)で検出されたことによる。(本調査の結果詳細は添付ファイルのとおり)。
なお、この警報は、魚類養殖業者等に注意を呼びかけるものであり、本プランクトンの発生により魚介類が毒化することはなく、本県水産物の安全性に問題はありません。
(100細胞/mlになると魚介類のへい死が起こる恐れがある。)
区分 | 回次 | 発令月日 | 対象プランクトン | 対象海域 |
---|---|---|---|---|
注意報 |
第1号 |
5月20日 |
シャットネラ(アンティカ、マリーナ、オバータ) | 三豊市詫間町三崎と岡山県六島東端見通し延長線以西の香川県海域 |
注意報 |
第2号 (1号からの切り替え) |
5月28日 |
シャットネラ(アンティカ、マリーナ、オバータ) | 高松市大槌島、小槌島見通し延長線以西の香川県海域 |
注意報 |
第3号 |
6月3日 |
シャットネラ(アンティカ、マリーナ、オバータ) | 高松市庵治町竹居観音崎と小豆島地蔵埼を結んだ線以西の香川県海域 |
警報 |
第1号(今回の発令) |
6月8日 |
シャットネラ(アンティカ、マリーナ、オバータ) | 備讃瀬戸西部海域 |
警報発令海域では現在トラフグの養殖が行われているほか、漁港に出荷前の漁獲物が畜養されることがある。
このページに関するお問い合わせ