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子猫だけでいたとしても、多くの場合、母猫が近くにいますので、交通量が多いところなど、命の危険性がなければ、そのまま見守ってください。
特に生まれたての子猫の場合、母猫が育児場所を探して移動中の場合があります。人が近づくと、母猫が逃げてしまい、子猫のそばに寄ることができませんので、子猫からは離れて様子を見てください。
猫は子育て中、何度も引っ越しをする習性がありますので、次の方法を行い、居心地が悪い場所と思わせて引っ越しをしてもらうようにしましょう。
明らかに人の手によって、子猫が入れられている箱などが放置されている場合、遺棄の疑いがあります。
遺棄は動物愛護管理法によって禁止されている犯罪行為です。お近くの警察に通報をお願いします。
野外で生息している動物に関わるということは、その動物の命の責任を最後まで持つ覚悟が必要です。
行政では、かわいそうだから引き取ってほしいという理由では、引き取りは行っておりません。
また、最初から動物保護活動されている方などを当てにして保護してしまい、当てが外れ途方にくれる人はたくさんいます。
(活動されている方が、すでにたくさんの動物を抱えており、受け入れできない場合があります。)
保護を考えている人は、保護後、次のことをご自身でできるか、できないかを考えておきましょう。
何もできないけど、エサだけ与える行為は、動物を地域に居つかせ、繁殖し、増えてしまうことになります。
増えた動物による、被害(畑や庭が荒らされる、フン害、騒音など)や危害(追いかけられる、咬まれるなど)が発生し、地域トラブルや、動物への虐待などに発展していきます。
無責任な関わり方は、結局、動物の命をおびやかすことになりますので、責任が取れない行為はやめましょう。
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