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公開日:2020年12月10日

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農試の概要

1)役割

近年、食の安全・安心や、環境保全に対する国民の関心が高まる一方、食料自給率の向上や農地の有効利用といった行政課題への対応が求められています。また、食のグローバル化が進み、国内外における産地間競争が激しさを増しています。
このような情勢の中で、本県の農業が維持・発展していくためには、恵まれた自然条件を生かし、消費者ニーズに対応した特色ある農産物を効率的に生産していく必要があります。
農業試験場では、これまで、社会や経済の動向、気候の変動など、それぞれの時代の要請に応じて試験研究の課題を設定してきました。今後も、他の試験研究機関や行政、農業団体などと連携し、地球温暖化の防止や生物多様性の確保など国民のニーズ、食料自給率の向上などの行政課題に対応した試験研究を行います。

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香川県農業試験場 所在地図

2)試験研究の基本方針と推進方向

【基本方針】

本県の農業を次世代の担い手にとって希望と魅力のある儲かる産業へ成長させるための戦略的な技術開発

 

【推進方向】

  1. 新品種の育成と高品質化技術の開発
  2. 安定生産技術の開発
  3. 省力・低コスト化技術の開発
  4. 環境と調和した農業生産技術の開発

3)公的研究費の管理・運営の責任体制などについて

4)沿革

明治32年(1899) 香川県立農事試験場を香川郡栗林村(現・高松市花ノ宮町)に創設
41年(1908) オリーブ栽培試験地を小豆郡西村(現・小豆郡小豆島町)に設置
43年(1910) 模範果樹園を宮脇村(現・高松市宮脇町)に設置
45年(1912) 香川県立原蚕種製造所を栗林村(現・高松市花ノ宮町)に創設
見習生規定を設け技術員の養成を開始
大正4年(1915) 果樹試験地を端岡村(現・高松市国分寺町)に設置
11年(1922) 原蚕種製造所を蚕業試験場と改称
昭和5年(1930) 本場を現在地(高松市仏生山町)に移転
蚕業試験場を三木町に移転
12年(1937) 畑作試験地を小豆郡池田町(現・小豆郡小豆島町)に設置
15年(1940) 坂出旱害試験地を設置(22年閉鎖)
25年(1950) 農事試験場を農業試験場に改称
ほ場区画整理工事(本場)を開始
端岡の果樹試験地を廃し、府中村(現・坂出市府中町 現在地)に果樹試験地を設置
第1回香川県農業祭を開催
26年(1951) 畑作試験地を小豆分場と改称
32年(1957) 蚕業試験場を農試に統合し、三木分場と改称
果樹試験地を府中分場と改称
37年(1962) 本場研究庁舎改築工事着工(43年完成)
44年(1969) 創立70周年、香川県タバコ試験場が府中分場に移管
45年(1970) 樹苗育成部を新設、樹苗育成公渕農場を高松市東植田町に設置
47年(1972) 部制を廃止し、担当制に改める
50年(1975) 公渕農場を林務課に移管
54年(1979) 満濃分場を仲多度郡満濃町(現・仲多度郡まんのう町)に設置
59年(1984) 創立85周年、生物工学担当を新設
60年(1985) 部門制を導入、小豆分場西村ほ場をオリーブ公園として整備開始
62年(1987) 園芸総合センターを香川郡香南町(現・高松市香南町)に新設、農業試験場での最後の農業祭
平成3年(1991) 品種開発担当を新設
4年(1992) 流通加工担当を食品試験場(現・産業技術センター食品研究所)に移管
11年(1999) 創立100周年、農試移転整備基本計画の公表
12年(2000) 病害虫防除所を農業試験場に統合
13年(2001) 三木分場を三木試験地として本場に統合
22年(2010) 満濃分場を満濃試験地として本場に統合
22年(2010) 小豆分場の花き部門を本場に統合
23年(2011) 本場を綾川町に移転し、三木試験地を本場に統合
23年(2011) 府中分場を府中果樹研究所と改称
23年(2011) 小豆分場を小豆オリーブ研究所と改称
30年(2018) 小豆オリーブ研究所新庁舎完成
31年(2019) 創立120周年

5)施設(本場)

下図をクリックすると拡大図が表示されます(PDF)

本場施設配置図(PDF:496KB)

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