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香川県は、全国一小さい県ではありますが、多島美を誇る瀬戸内海に、南に連なる讃岐山脈から広がる讃岐平野には、ため池や円錐形の里山が点在する田園地帯を持つ、自然豊かな土地です。多種多様な自然環境があることから、多くの生き物が育まれてきました。これらの生き物は一つ一つが個性を持ち、全て直接的、間接的に支え合って生きています。
しかし、人間活動が地球規模で生態系に影響を与える時代となり、私たちの行動による生育環境の悪化・破壊や質の低下などから、生き物の種の減少や絶滅の危機が進んでいます。
こうした危機から脱し、自然を回復軌道に乗せるため、私たち一人一人が生物多様性の保全に取り組んでいかなければいけません。
令和5年3月に策定された生物多様性国家戦略において、主要な目標として掲げられた2030年までに国土の30%を保全する「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」目標を達成するため、「民間の活動等により生物多様性の保全が図られている区域」を環境省が認定する制度です。
香川県において生物多様性の保全に関する取組みを行っている団体を登録する制度です。
香川の景勝地や優れた自然環境に生育・生息する動植物を多く掲載しています。
自然観察を通じ、香川の生き物の豊かさを感じてみましょう。
香川県希少野生生物の保護に関する条例による保護施策や、香川県レッドデータブック2021の制作・公表による香川県の希少野生生物を取りまく状況の紹介を行っています。
生態系や生活環境などに悪影響を及ぼすおそれのある外来生物については、香川県侵略的外来種リストの作成や、特定外来種の発見に対する個別の対応にて、生態系等に係る被害の防止を図っています。
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