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7月4日(木曜日)に、株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区)の奥村代表取締役、同社のグループ企業である株式会社テクノマテリアルの木岡代表取締役、観音寺市の佐伯市長をお迎えして、観音寺港三本松地区への「工場等の建設等に関する協定」の締結式を開催しました。
フジタグループでは、建設産業における人手不足の現状を踏まえ、工場でコンクリート部材を製造して建設現場に供給する「オフサイト建設」の取り組みを推進しておられます。
同社から、工場の建設用地を探しているとのお話を伺い、本県への誘致を進めていたところ、このたび、観音寺港三本松地区の公有水面埋立地に、建設部材の製造工場を立地することを決定いただきました。
今回、立地をいただく工場は、西日本エリア一円の建設現場にコンクリート部材を供給する一大拠点とする計画であり、現場作業の省力化や工期の短縮を可能とするなど、建設産業の構造改革にもつながる立地になると伺っています。
協定式では、工場の建設や操業が円滑に行われるよう、また、地域の発展につながる立地となるよう、相互に協力することを確認しました。
今回の立地を契機に、フジタグループがますます発展されますとともに、県経済や地元観音寺市の活性化に大きな役割を果たしていただくことを大いに期待しています。
県では、本県への魅力ある企業の立地を一層推進し、新たな雇用の創出や地域経済の発展につなげていくため、各種の企業誘致施策をとりまとめたアクションプラン「せとうち企業誘致100プラン」を策定し、戦略的な企業誘致を進めています。
今後とも、本県の特性や強みを生かしながら、魅力ある製造業・物流業や若者の就業率が高い情報通信関連産業など、県内での雇用に加え、移住や関係人口の創出につながる企業誘致の取り組みを進めてまいります。
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