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4月19日(金曜日)に、香川県立ミュージアム春の特別展「皇居三の丸尚蔵館名品選 美が結ぶ 皇室と香川」開会式に出席しました。
今回の特別展では、皇室に受け継がれる美術工芸品を数多く収蔵されている皇居三の丸尚蔵館から、中世から近代の絵画の名品、近代の工芸や彫刻から香川県をはじめとする四国にゆかりのある作品を中心とした貴重な品々をお借りして展示しています。
また、金刀比羅宮からは、香川県の珠玉の美と言える伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)の《百花の図》の襖絵を特別にご出品いただいており、皇居三の丸尚蔵館収蔵の国宝 《動植綵絵(どうしょくさいえ)》との見事な美の共演を堪能いただける内容となっています。
さらに、本県が所蔵する藤原佐理(ふじわらのすけまさ)の国宝《詩懐紙》など香川の地に伝わる貴重な文化財もご覧いただけます。
これらの名品を通して、皇室の歴史と文化、皇室と香川を結ぶ美の世界を感じていただき、この展覧会がふるさとの歴史に思いをはせていただく機会となることを願っています。
会期は5月26日(日曜日)までで、常設展示室でも関連展示や特別公開を行い、記念講演会やワークショップなど関連イベントも実施します。
全館を通してお楽しみいただける、素晴らしい展覧会となっておりますので、ぜひ、皆さまお誘い合わせの上、県立ミュージアムにご来館ください。
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