産業AI参与就任式を開催しました

11月9日（木曜日）に、本県出身で、AI研究の第一人者である東京大学大学院の松尾豊教授の産業AI参与就任式を開催しました。

県では、魅力ある県外企業の誘致を一層促進し、新たな雇用の創出や地域経済の発展につなげていくための各種施策を取りまとめた「せとうち企業誘致100プラン」を策定し、戦略的な企業誘致を進めています。

こうした中、新たな取り組みとして、今年9月に都内で企業立地フェアを開催し、AI研究の第一人者である松尾教授にご講演をお願いしました。その際、参加企業からAI技術の活用などについて多くの質問が寄せられ、講演後にも教授の助言をいただきたいとの声が多く、参加企業の関心の高さを改めて実感いたしました。

そこで、立地を検討する企業が本県で安心して事業活動を展開できるよう、松尾教授からアドバイスをいただける体制を構築したいとお願いしたところ、「産業AI参与」へのご就任を快くお引き受けいただき、本日の就任式の運びとなりました。

今後、県では、AIを用いて積極的に事業展開を図ろうとする誘致企業などを「AI松尾研グループ企業」として認定し、企業間の連携を促進していきたいと考えております。

また、松尾参与には、AIに関する専門的な見地から、AI松尾研グループ企業へのアドバイスをはじめ、参与ゆかりの企業とのマッチング機会の提供や企業立地イベントでのご講演などのご支援をいただくこととしております。

私としてはこうした取り組みを積極的に進めることにより、企業の県内立地を促進してまいります。