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7月13日(木曜日)に、高松常磐町商店街で開催された「まちかどアート展」開会式に出席しました。
このアート展は、県と県の業務委託先である香川みんなのアート活動センターKAGAWAMOVESが、殺風景になりがちな建築現場に彩りを添えるとともに、障害のあるアーティストの作品を発表する機会を増やすため、県内初の取り組みとして、株式会社合田工務店の協力により、高松常磐町商店街内の建築現場の仮囲いをギャラリーに見立て、作品展示をするものです。
展示作品は、昨年度開催した香川県障害者芸術祭2022に出展された障害者アートの中から、高松短期大学辻野栄一教授らに選定いただいた10点を養生シートに拡大プリントしたもので、約1年間展示します。
当日は、このアート展の実現にご尽力いただいた合田工務店の森田代表取締役社長、平尾常務取締役、また、展示場所である高松常磐町商店街振興組合の野沢代表理事にご出席いただきました。作者のお二人にも保護者とご参加いただいたほか、香川県障害者芸術祭2022に携わっていただいた美術作家の千田さまから、展示作品について、絵画そのものの力強さとともに、一瞬に人を引き付ける魅力を持ち合わせているとの作品の見どころの紹介があり、これらの作品が日々の時間と共に変化する光や音と調和し、行き交う人々の心を震わせ、時には気持ちに寄り添う存在になることを願っているとの説明がありました。
このアート展を通じて、商店街を訪れる多くの方が、個性あふれる素晴らしい芸術に触れることで、障害と障害のある方の文化芸術活動に対する理解を深めていただくとともに、これを契機に障害のある方の社会参加を促進し、生き生きと生活できる共生社会の実現につながることを心から願っています。
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