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2月26日(日曜日)に、観音寺市の三豊干拓地の海岸で行われた、専門的なボランティアによる海岸清掃を視察しました。
三豊干拓地の海岸は、県内でも最も漂着ごみの多い海岸の一つで、大きな石積みの足場と高い堤防のためにごみの搬出が難しいことが課題となっています。
今回は、海ごみ清掃活動の専門的な知識を有する「かがわガイド協会」と廃棄物に対して専門的なスキルを持つ「香川県産業廃棄物協会」が協働して、大規模なボランティア清掃を行ったもので、重機を使用しての効率的な回収と、ごみの種類や散乱原因の調査を行いました。
私もボランティアの皆さんと一緒に漂着ごみを回収しましたが、食品容器などのプラスチックごみが大変多く、海洋ごみの多くは、私たちの生活や事業活動から出たごみが、海に流れ込んだものであることを改めて実感しました。
清掃では、事前に行われた調査区域分も含め、約10トンの漂着ごみが回収されたとのことです。ボランティアの皆さんの協力によって、大量の漂着ごみが再び海へ流出することを防ぐことができたことは、大きな意義があったと思います。
瀬戸内海の海ごみは、私たちの努力で必ず減らすことができると考えています。皆さんも、日ごろからごみを出さない生活を心掛けるとともに、街や川、海岸の清掃活動にぜひ参加してみてください。
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