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香川県教育委員会 > 文化財 > 文化財 > 文化遺産の継承 > 県内の文化財関係情報について > 県指定有形文化財(考古資料)、県指定無形民俗文化財の指定について

ページID:54056

公開日:2025年3月28日

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県指定有形文化財(考古資料)、県指定無形民俗文化財の指定について

香川県文化財保護審議会(会長 胡光)は、令和7年2月28日(金)に開催した同審議会の審議・議決を経て、県指定有形文化財(考古資料)、県指定無形民俗文化財の2件の指定について、香川県教育委員会に対し、指定は適当であるとの答申を行いました。
3月27日(木)に開催される県教育委員会3月定例会での審議・議決を経て、指定されました。

 

1.銅鐸 陶内間出土 1口

指定理由

〇県内で良好な形で残る銅鐸の事例(県内の銅鐸指定事例として初)
県内出土した銅鐸のうち、本県で最も多く分布する型式の銅鐸で、良好に残ることから、製作年代(弥生時代中期後葉)及び製作地や系統(播磨地域かその周辺で製作された石井谷型の銅鐸)であることがわかり、弥生時代の讃岐と他地域との交流のもともたらされた青銅祭器。
修復や鋳造技術の痕跡についても良好に観察することができ、弥生時代における鋳造技術や銅鐸の補修方法の実態をよく示している。


〇出土地点の周辺状況から弥生時代祭祀の変化を考えることができる資料
本資料は出土地点が判明し、当時の記録が多く残ることから、銅鐸の埋納や廃棄に至る経緯を検討するうえでも重要な資料。
出土地点周辺では、弥生時代中期を中心とする遺跡が展開するが、後続する時期の遺跡はなく、弥生時代後期にかけ、銅鐸が役目を終え使用されなくなった状況がよくわかり、香川県における銅鐸使用の終焉と、集落との関係を考えることができる資料である。
以上、弥生時代における重要な祭器として、広く分布する銅鐸のうち、資料の考古学的検討から、流入時期や、銅鐸分布の意義、もたらされるに至った地域間の交流関係を考えることができる考古資料として重要である。

 

2.船越八幡神社のオトグイ

指定理由

○神迎え儀礼の典型
秋祭りの始まりに、長い御神木(オハケ)を立てて神を迎える本県の神迎え儀礼の典型例である。オタナや御神木の形状や製作方法、神人共食など、決まり事(旧習)が守り伝えられるとともに、潔斎などの儀礼も厳格に行われる。


○本県の秋季祭礼の展開を示す
氏子地区のうち、特定集落(香田)が中心役を担う祭礼の組織形態は、かつて香田に住む七軒による宮座祭祀が変化した在り方を示し、本県の秋季祭礼の展開を知るうえで重要。


○県内唯一の事例
神迎えにおいては、烏が供物を啄むか否かを通して年の吉凶占いも行われており、地域住民が主催する鳥喰神事(御鳥喰神事)の県内唯一の伝承例としても貴重である。
 

銅鐸・オトグイについての詳細は、下記報道提供資料をご覧ください。

報道提供資料はコチラ(PDF:5,398KB)

 

 

 

 

 


 

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