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公開日:2020年12月10日

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平成30年度教育実践優秀教員と実践レポート

教育の資質向上、子どもと向き合う環境づくり

教育実践優秀表彰制度

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平成30年度教育実践優秀教員の概要等
学校名 職名 氏名 実践のテーマ 実践の概要等
高松市立
鶴尾小学校
教諭 瀧本和代 ポジティブでアサーティブな子どもを育てる
-ルールとリレーション(あたたかなふれあい)が育つ「クラス会議」を通して-(PDF:185KB)
「クラス会議」という手法を朝の会の時間に取り入れ、毎日継続することで、児童同士の豊かな人間関係づくりを構築することを目指した教育実践である。
実践においては、「プロセスを大切にする」「少しの進歩を大切にする」「完璧を求めない」「子どもに信頼感を示す」ことを大切にしながら会議を進めるとともに、その内容を記録し、児童の変容を教師自身が振り返ることを継続しており、児童の自己肯定感、他者肯定感の醸成などの成果を上げている。
高松市立
十河小学校
教諭 靍羽美緒 よりよい社会の形成に参画する資質や能力の基礎を育む社会科学習
~3つの取り組みから、地域社会とつながることを模索する~(PDF:276KB)
「教材開発」「単元構成」「人材活用」に着目した社会科の授業づくりを通して、社会形成に参画する資質や能力の基礎を育むことを目指した教育実践である。
実践においては、未来を見据え、地域社会に積極的に関わりたくなる身近にある蒲鉾店を教材として取り上げ、単元を貫く学習問題を設定したり、人材の考え方を「ゲスト」から「パートナー」へと転換したりする取組によって、地域や社会に対する児童の興味・関心の向上などの成果を上げている。
多度津町立
豊原小学校
養護教諭 森奈緒美 肥満指導を通した生活習慣改善への取組
~保護者の理解と協力を得るアプローチ~(PDF:611KB)
自己管理ファイルの作成や保護者との連携・協力を通じて、肥満児の生活習慣の改善を図ることを目指した教育実践である。
実践においては、養護教諭として常に児童の将来を見据え、保護者の理解・協力を得るためのデータや資料を提供したり、自己管理ファイルから把握した児童個々の特性に応じて、食事・運動・睡眠時間等の改善を図るアプローチを粘り強く継続したりすることで、肥満度の割合の低下や出席率の向上などの成果を上げている。
高松市立
桜町中学校
教諭 大坂真喜子 地域の人材を授業の中に生かした学習指導について
-3年間を通じた外部指導者の指導力を生かした剣道学習の実践-(PDF:544KB)
地域人材を発掘し、その指導力を生かすことで、剣道が専門外の体育科教師でも、生徒が学習に親しみをもって取り組むことができるようになることを目指した教育実践である。
実践においては、外部人材の専門性が存分に発揮できる場を設定するとともに、教師自身も着脱が簡単な面タオルを開発したり、自身の専門であるダンスを練習に取り入れ、剣道のマイナスイメージを払拭したりすることで、生徒の剣道に対する興味・関心の向上などの成果を上げている。
香川県立
高松工芸
高等学校
教諭 田淵力 漆器作品制作を通した地域振興への取組(PDF:392KB) 独立した7科の生徒が同好会を設立し、それぞれの専門性を生かしながら作品制作に取り組む活動を通して、香川漆芸の活性化を目指した教育実践である。
実践においては、各科の生徒が得意分野を担当しながら、企業とのコラボレーション企画やPR活動へ参画することで、生徒の技術力やコミュニケーション能力が向上するとともに、各科の関係の強化が図られたり、地域社会に貢献できる人材育成の素地を身に付けたりするなど大きな成果を上げている。

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