ここから本文です。
ダムが取付けられている部分の左右岸の岩盤のことです。
尾根の一部が鞍状に低くなっている部分をいいます。他の尾根部に比べて地質的に侵食しやすい部分に多く形成されます。
国土保全上または国民経済上特に重要な水系は、国土交通大臣が直接管理します。全国で一級水系に指定された水系は、109水系です。(平成10年度末現在)
河川を上流から下流に向かって眺めたとき、右側を右岸、左側を左岸と呼びます。
一般にエイジング(加齢)とは、年を重ねる移り変わりを意味しますが、特に景観分野におけるエイジングデザイントは、自然とも上手に調和し、自然材料を中心に年月を経て味わいや風格を備えることを考慮したデザインのことをいいます。
頂上、峰、鞍部など、谷と谷に挟まれた突出部をむすんだ線上凸部を総称していいます。
人間活動によって放出された温室効果ガス(二酸化炭素やメタン等)で地球の気温が上昇することです。
一級河川・二級河川及び準用河川の管理を行う者を河川管理者と言い、河川の種別に応じて国土交通大臣、都道府県知事あるいは市町村長が河川管理者となります。香東川、椛川は二級河川で河川管理者は香川県知事です。
河川整備基本方針は、計画高水流量、その他当該河川の河川工事及び河川の維持について基本となるべき事項(方針)を定めるものです。
河川整備基本方針に沿って、当面(今後20〜30年)の河川整備の具体的な内容を定め、河川整備の計画的な実施の基本となるものです。ここでいう河川の整備とは、具体的な工事の内容だけでなく、普段の治水・利水・環境の維持管理を含めたものです。
災害の発生の防止、河川の適正な利用、流水の正常な機能の維持、河川の環境が保全されるように管理することで、国土を安全に保ち、かつ公共の福祉を増進することを目的として定められた法律です。国土交通省が所管しています。河川管理者は、河川整備について水系ごとに「河川整備基本方針」と、それに基づく20〜30年間の具体的な整備目標となる「河川整備計画」を策定することが河川法で定められています。
最近の地質時代まで地殻変動を繰り返した断層で、将来も活動する可能性があると推定される断層です。
必要な時期に必要な水量を農作物に供給するために、ため池、井戸、河川水等を合理的に耕作地に引く水のことです。
年間をとおして川の流量は変動しており、洪水期(場所によって違いますが6月〜10月頃)は雨が多く、非洪水期(11月〜5月頃)は雨も少なく、年間をとおして川に流れる水も少ない時期です。年間をとおして川の流量の変化を以下のとおり、渇水、低水、平水、豊水と表現します。この4つの流量を目安に川の維持管理を行ったり、新たな水源開発の検討に用いたりします。
年間を通じて355日はこの値を下回らない流量です。
環境基本法第16条第1項に基づき政府が設定する環境上の基準です。河川においては、A類型でBOD(生物化学的酸素消費量)2.0mg(ミリグラム)/1(リットル)以下、B類型でBOD3.0mg(ミリグラム)/1以下、C類型でBOD5.0mg(ミリグラム)/1以下と設定されています。香東川の環境基準は上流岩崎橋でA類型、下流香東川橋でB類型に指定されています。
水を事実上支配していることをもって社会的に使用を承認された権利です。旧河川法施行前(明治29年)から流水の占用及び普通河川における流水の占用については、引き続き流水の占用を認めています。
川底を掘り下げ(掘削)て、洪水時の川の水位を低下させることです。
洪水、高潮などによる災害を防止するため、河川を改良することです。すなわち、必要な河川断面を確保するために、築堤、引提、掘削などを行うことです。
河川管理施設とは、堰、水門、堤防、護岸、床止めなどの施設のことで、河川管理者が設置及び管理します。河川の流量や水位を安定させたり、洪水による被害防止などの機能を持つ施設です。
洪水を防ぐための計画や水の利用計画を作成するときに、代表となる地点です。特に区別して使うときには、前者を治水基準点、後者を利水基準点と呼んでいます。大きな河川では、複数の基準地点が設定されます。香東川では岩崎地点を治水・利水基準点として設定しています。
基本高水は、洪水を防ぐための計画の基準となる流量です。人工的な施設で洪水調節が行われていない状態、言いかえるなら流域に降った計画規模の降雨がそのまま河川に流れ出た場合の河川流量を表現しています。ハイドログラフ(流量が時間的に変化する様子を表したグラフ)では、最大流量の値が基本高水流量を示します。
水利権のうち、河川法の許可手続きを経て許可された流水の占有権です。
洪水を防ぐための計画を作成するとき、対象となる地域の洪水に対する安全の度合い(治水安全度と呼ぶ)を表すもので、この計画の目標とする値です。例えば、一級河川の主要区間の計画規模は100分の1〜200分の1で、言いかえるなら、平均して100年〜200年に一度の割合で発生する洪水流量を目標に整備されているということです。
計画高水流量は、河道を設計する場合に基本となる流量で、基本高水流量を河道と各種洪水調節施設に合理的に配分した結果として求められた河道を流れる流量です。
計画高水位は、計画高水流量が河川改修後の河道断面(計画断面)を流下するときの水位です。実際は河川水位が計画高水位を多少越えた程度では、堤防の高さに余裕高があるので、すぐに堤防から溢れ出すことはありません。
台風や前線によって流域に大雨が降った場合、その水は河道に集まり、川を流れる水の量が急激に増大します。このような現象を洪水といいます。一般には川から水があふれ、氾濫(はんらん)することを洪水と呼びますが、河川管理上は氾濫を伴わなくても洪水と呼びます。
洪水到達時間とは、雨水が地上に達してから、河川のある地点に洪水として流れ着くまでに要する時間です。
人工的に建設した洪水調節用ダム、調節池、遊水地などに一時的に洪水流量の一部分を貯めることによって、下流の河道に流れる流量を減少させる(調節する)ことができます。洪水調節量は、この減少した(調節した)分の流量のことです。
大雨などにより災害が発生するおそれがある場合に出されるもので、気象台から発表される洪水予警報と、国土交通省または都道府県と気象台が共同して発表する洪水予警報があります。
高水敷は、複断面の形をした河川で、常に水が流れる低水路より一段高い部分の敷地です。平常時にはグランドや公園など様々な形で利用されていますが、大きな洪水の時には水に浸かってしまいます。
河川の堤防や高水敷が流水、雨水、波等の作用により浸食されないように、堤防表面や河岸にコンクリートブロックや自然石を張ったり、蛇篭や布団かごを設置することです。
河川、河口あるいは砂浜海岸に細長く砂が溜まったものです。
地震時におけるダム堤体に作用する慣性力です。
地震時に貯留水から受ける水圧のうち、静水圧を除いた水圧です。
粘土層などの滑りやすい地層の上部の地盤が、地下水等の影響を受け、ゆっくりと動き出す現象を言います。
本川に合流する河川です。また、本川の右岸側に合流する支川を「右支川」、左岸側に合流する支川を「左支川」と呼びます。さらに、本川に直接合流する支川を「一次支川」、一次支川に合流する支川を「二次支川」と、次数を増やして区別する場合もあります。
一級河川は基本的に国が管理を行いますが、都道府県知事が一級河川に係わる事務を行うことができる区間として、国土交通大臣が指定した区間をいいます。
網目に編んだ円筒状のかごに玉石、砂利を充填したものです。護岸や根固めに用いられます。
河川のある地点について、降雨がその地点に流出する全領域を集水区域または集水域といい、その面積を集水面積といいます。
河川法の規定の一部を準用し、市町村長が管理する河川です。一級水系、二級水系、単独水系にかかわらず設定されます。
植生を活用した護岸。植生により河岸付近の流速が減少し、植物の根が土をしっかりと抱込んで河岸か固定されるので、河岸侵食の防止に役立つ。また、河川の景観の向上や河川環境の創生のためにも使われます。
ダムの構造計算において、堤体に作用させる設計地震力を静的外力に置き換えて行う耐震設計法です。
水位は、河川などの水面の位置を観測所ごとに設定した基準面からの高さで表した値です。(したがって、一般に用いられる標高とは異なります。)
同じ流域内にある本川・支川・派川およびこれらに関連する湖沼を総称して「水系」といい、その名称は、本川名をとって香東川水系、湊川水系などという呼び方が用いられています。
川が大雨により増水した場合、堤防の状態を見回り、堤防などに危険なところが見つかれば、壊れないうちに杭を打ったり土のうを積んだりして堤防を守り、被害を未然に防止・軽減する必要があります。このような、河川などの巡視、土のう積みなどの活動を水防活動といいます。水防に関しては、「水防法」(昭和24年制定施行)で国、県、市町村、住民の役割が決められており、その中で、市町村はその区域における水防を十分に果たす責任があるとされています(ただし、次に述べる水防事務組合や水害予防組合が水防を行う場合は、それらの機関に責任があります)。
水防管理団体である市町村の長、または水防事務組合、水害予防組合の管理者をいいます。
水防管理団体とは、水防に関する責任のある市町村(特別区を含む。以下同じ)、または水防に関する事務を共同に処理する市町村の組合(「水防事務組合」という)、もしくは水害予防組合をいいます。水防事務組合とは、市町村が単独で水防に関する責任を果たすことが難しい場合などに関係市町村が共同して設置します。水害予防組合は、「水害予防組合法」(明治41年)にもとづき設置されたものです。これは、都道府県知事が、市町村の区域を越えて統一的な水防を行う必要があると判断した区域に対して関係市町村により構成します。・水防警報(すいぼうけいほう)水防警報は、国土交通大臣または都道府県知事が、水防管理団体の水防活動に対して、待機、準備、出動などの指針を与えることを目的として発令されるものです。水防警報は、川ごとにあらかじめ決めておいた水位観測所(水防警報対象水位観測所)の水位に対して、下図に示すような、指定水位、警戒水位、計画高水位など水防活動の目安となるような水位を決めておき、川の水かさがその水位あるいは水位近くまで上昇すると発令されます。
堤防を分断してゲートを設置する場合、その施設を水門と呼びます。水門を堰と混同される場合がありますが、水門はゲートを閉めた時に堤防の役割を果たします。
水を使用する権利です。これは歴史的、社会的に発生した権利です。現河川法第23条における河川の流水の占用権で国土交通省令によって認められたものを許可水利権といい、旧河川法施行前(明治29年)以前に認められたものは慣行水利権といいます。
淵と淵の間をつなぐ比較的まっすぐな区間は、水深の浅い「瀬」となります。山中の渓谷のように流れが早く白波が立っているものを「早瀬」、下流部の方で波立ちのあまり見られないものを「平瀬」と呼びます。
流水の正常な機能を維持するために必要な流量のことであり、船運、漁業、観光、塩害の防止、河口閉塞の防止、河川管理施設の保護、地下水位の維持、動物の保護、流水の清潔の保持を総合的に考慮し、渇水時において維持すべきであると定められた流量(河川維持流量)及びそれが定められた地点より下流における流水の占用のために必要な流量(水利流量)の双方を満足する流量を示します。
農業用水・工業用水・水道用水などの水を川からとるために、河川を横断して設ける取水施設です。頭首工(とうしゅこう)や取水堰(しゅすいぜき)とも呼ばれます。
設計震度とは、震度法において、ダム自身の重さと、その重さに応じて受ける地震力(水平力)に対する比として表したものです。例えば、設計震度が0.12ということは、ダムの重さに0.12をかけた値に相当する地震力(水平力)を考慮して設計されているということです。
地震時の構造物の安定性を検討する方法をいいます。耐震設計法を大別すると、震度法、修正震度法、動的解析法の3方法があります。
河川の管理は、一級河川については国土交通大臣(河川法第9条第1項)、二級河川については都道府県知事(同法第10条)が行います。但し、一級河川の管理については、国土交通大臣は一定区間を定め、「指定区間」(大臣が指定)として、都道府県知事にその管理の一部を行わせることができます。これを「大臣指定区間」と呼んでいます。
第四期(約200万年前)から現在までの間に、地表に変位を生じたことのある断層です。
高潮とは、台風により気圧が低くなるため海面が吸い上げられたり、海面が強風で吹き寄せられたりして、湾内の海面が普段より数m(メートル)も高くなることをいいます。このような高潮により海面が上昇し堤防より高くなると、海岸線や河口部に接する低地に浸水被害をもたらします
ダムとは、治水、発電、利水・保全等の目的で、河川や渓谷などを横切って建設される構造物のことです。通常、堤高15m(メートル)以上のもので水を貯めるものをダムと呼んでいます。
ダムがつくられる場所のことです。
河川を横断する方向でのダムの位置を示すダム構造上の基本軸のことをいいます。
ダム建設が進むにつれ、次第に良好なダムサイトは減少しているが、その一方で社会経済の進展により治水・利水への要請はますます高まっており、そのために既設ダムの再開発により、治水あるいは利水機能の増強を図るものです。
動物化石による地質時代区分の中で、約1.35億年〜6,500万年前の約7,000万年間をいいます。
河川の氾濫、高潮等から住民の命や財産、社会資本基盤を守るために、洪水を制御することです。
年間を通じて275日はこの値を下回らない流量です。
ダム軸面と堤頂標高の水平面との交線上のダムの堤体の長さをいいます。
堤防によって洪水氾濫から守られている住居や農地のある側を堤内地、堤防に挟まれて水が流れている側を堤外地と呼びます。昔、日本の低平地では、輪中堤によって洪水という外敵から守られているという感覚があり、自分の住んでいるところを堤防の内側と考えていたといわれています。
河川では、計画高水位以下の水位の流水を安全に流下させることを目的として、山に接する場合などを除き、左右岸に築造されます。構造は、ほとんどの場合、盛土によりますが、特別な事情がある場合、コンクリートや鋼矢板(鉄を板状にしたもの)などで築造されることもあります。
河床の洗掘を防いで河川の勾配(上流から下流に向かっての川底の勾配)を安定させるために、河川を横断して設けられる施設です。床固めということもありますが、機能は同じです。床止めに落差がある場合、「落差工(らくさこう)」と呼び、落差がないかあるいは極めて小さい場合、「帯工(おびこう)」と呼びます。
二級水系として都道府県知事が管理する川をいいます。全国で二級水系に指定された水系は、7,029水系です。(平成10年度末現在)
護岸や堤防などの斜面の部分の勾配(傾斜、傾き)です。直角三角形の鉛直高さを1としたときの水平距離がnの場合、1:nと表示します。たとえば1:2は2割勾配、1:0.5は5分勾配というように特殊な言い方をします。ちなみに、2割勾配は5分勾配よりも穏やかです。
河川のある地点における流量と時間との関係を示したものをいいます。洪水防御計画の基本高水流量は洪水のハイドログラフに基づいて決定することとなっています。
洪水時に樋門などを閉じてしまうと堤内地側に降った雨水が川へ出ていかないので、この水を川へくみ出す施設が必要となります。これが排水機場と呼ばれるもので、施設の中ではポンプが稼動して、堤内地側の水を川へ排出しています。
生物が共存共栄できる生態系をもつ場所という意味です。最近では開発事業により環境が損なわれた土地や都市内の空き地につくられた生物の生息環境空間を指していうこともあります。
河川流量を流域面積あたりに換算した値をいいます。面積が異なる流域間の流量の比較等に利用されます。
湖沼等の閉鎖流域において、流域から窒素化合物やリン酸塩等が流れ込み、生物生産の高い湖に移り変わっていく自然現象をいいます。富栄養化になると藻類等が異常繁茂し、水中の酸素消費量が高くなり酸素不足となることで水生生物が死滅します。水質は次第に悪化し、透明度は低く、水は悪臭を放つようになり、緑色(アオコ)、赤褐色(赤潮)に変色します。
BODとは、水中の好気性微生物の増殖や呼吸によって消費される酸素量のことです。水の有機物汚染が大きければその有機物を栄養分とする微生物の活動も活発になり、微生物によって消費される酸素の量も増加します。従って、BODが大きければ水中の有機物汚染が大きいことを示すため、水の有機物汚染の指標とされています。
樋管・樋門とは、用水流入や内水排除のため堤防を貫通して設置される暗渠です。樋門と樋管との区別については明確な区別はありません。取水のためのものを用水樋管、内水排除のためのものを排水樋管と言います。
堤防間の流下断面を増大させるため、あるいは堤防法泉を修正するため、堤内地側に堤防を新築し、旧堤防を撤去することです。
単断面は高水敷がなく、低水時も高水時も水面幅に大きな差がない構造です。一方、複断面には高水敷があり、高水時の水面幅が低水時の水面幅に比べて大きく広がる特徴を持っています。これは、高水敷の上では、水面幅が急激に広がることによって、流下する水の水深が浅くなり流速(流れる速度)も遅くなります。ですから、洪水時に堤防を守るために好都合だといえます。
植生の復元、景観の向上等のためにコンクリートなどで造られた護岸等を土砂などで覆うことです。
川の蛇行している所などにある水深の深いところを「淵」と呼びます。淵は川の蛇行によってできるほか、滝や人工的に造られた堰などの下流の川底の比較的柔らかい部分が深く掘られることによってできるもの、川の中の大きな石や橋脚のまわりが深くえぐられることによってできるものがあります。
一級河川、二級河川、準用河川以外の小河川を普通河川と呼びます。実際の管理は、市町村が行っています。
年間を通じて185日はこの値を下回らない流量です。
年間を通じて95日はこの値を下回らない流量です。
2つ以上の河川が合流するとき、流量、長さ、流域の大きさなどから、主要と考えられる(大きいほう)河川のことをいいます。
川を横断的に見たときに、最も深い部分(主に水が流れているところ)です。
環境への影響を緩和する行為のことで、次のような段階的概念で定義されています。番号の小さいものほどミティゲーションの内容としては望ましいとされています。
<<ミティゲーションの段階的概>>
継続的に観測して監視することです。
洪水を一時的に貯めて、洪水の最大流量(ピーク流量)を減少させるために設けた区域を、遊水地または調整池を呼びます。遊水地には、河道と遊水地の間に特別な施設を設けない自然遊水の場合と、河道に沿って調整池を設け、河道と調整池の間に設けた越流堤から一定規模以上の洪水を調整池に流し込む場合があります。
生活、農業、工業などのために水を利用することです。
河川水を利用する場合における渇水に対する取水の安全性を示す指標であり、一般に何年に一度の規模の渇水に対してまで安全的に取水可能かを意味します。わが国のダムなど水資源開発施設の計画に当たっては、一般に、おおむね10年に1回程度発生すると想定される規模の渇水を対象に安定した取水が行えるように計画されています。
地質構造に起因すると判断される直線状の地形的特長、特に直線状の谷地形や鞍部などの直線的な配列についてリニアメントと呼びます。断層のほかに岩質の相違による場合もこのように呼ぶことがあります。
降雨や降雪がその河川に流入する全地域(範囲)のことです。集水区域と呼ばれることもあります。
流量は、単位時間内に直角方向の断面を通過する流体の体積を表し、単位は〔毎秒分のm3(立方メートル)〕です。
ダムがつくられることにより、ダム下流の河川水温がダムがつくられる以前よりも低下する現象です。河川水温の低下は、農業や河川における生態系に影響を及ぼすことがあります。冷水のみが問題となるときは、表面取水設備を設けて水温の高い表面水を取水することで解決が可能です。
河川において流すことができる最大の流量をいい、通常、洪水を流下させることができる河道の能力を示します。
絶滅のおそれのある野生生物についての資料集です。1966年に国際自然保護連合が初めて発行しました。表紙が赤いことからレッドデータブックと呼ばれるようになりました。日本では1989年に植物、1991年に動物について環境庁(今の環境省)が編集しました。香川県でも2004年に「香川県レッドデータブック香川県の希少野生生物」が作成されています。
このページに関するお問い合わせ