ここから本文です。
近年、地球温暖化も要因とする気候変動による記録的な豪雨や猛暑など、その影響は顕在化し、国内外で深刻な被害をもたらすなど、地球温暖化問題は「気候危機」と呼ばれる状況となっており、この危機を克服するためには、地球温暖化の主な原因である二酸化炭素(CO2)の排出削減が喫緊の課題となっています。
2020年10月には、政府が「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにし、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言するなど、国の脱炭素化の取組みが加速していく中、本県においても、2021年2月17日に香川県議会定例会において、「気候が危機的な状況にあることを認識し、2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロ(※)にする」ことを目標に掲げる表明を行いました。
県では、脱炭素社会の実現に向けて、地球温暖化対策の各種取組みを積極的に進めてまいります。
「実質ゼロ」とは、
エネルギー消費等に伴う二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林等の吸収源間の均衡を達成すること。
「香川県地球温暖化対策推進計画」において、本県の温室効果ガス排出量の削減目標を設定し、「省エネルギー行動の拡大」や「再生可能エネルギーの導入促進」など、目標達成に向けた地球温暖化対策により一層取り組みます。
香川県地球温暖化対策推進計画とは、
地球温暖化対策の推進に関する法律(平成10年法律第117号)第20条の3の規定に基づく「地方公共団体実行計画(区域施策編)」、香川県生活環境の保全に関する条例(昭和46年条例第1号)第91条第1項に規定する「地球温暖化対策に関する計画」であり、かつ、「香川県環境基本計画」の施策を実施するための個別計画です。
このページに関するお問い合わせ