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9月27日(日曜日)、津田公民館北山分館及び曽根海岸にて「漂着物から里海を探してみよう!」を開催し、大人と子ども合わせて16名が受講しました。本講座では、漂着物の採集・観察を通じて里海への関心を深めるとともに、海ごみの発生源を学び、自分たちの暮らしと海とのつながりについて考えました。
はじめに、講師から漂着物について学びました。漂着物とは、海から浜へ流れ着いたもので、貝殻や流木、種などの「自然物」と、プラスチック製品やペットボトルなどの「人工物」に分けられます。漂着物には、海を旅する間にできた傷や形の変化が残っています。波や石、砂にもまれて丸くなったり、太陽の光や海水にさらされて色が薄くなったりすることから、今の姿は「大冒険の記録」であることを教わりました。
続いて、「探す・拾う」「グループに分ける」「じっくり見る」「正体を推理する」「漂着物の旅を想像する」という5つの活動について説明を受けました。海岸での注意事項を確認した後、子どもたちはライフジャケットを着用し、曽根海岸へ移動しました。


砂浜で漂着物を探しました
海岸には、一見するときれいな砂浜が広がっていましたが、しゃがんでよく見ると、さまざまな漂着物が見つかりました。貝殻やイカの骨、木の実などの自然物のほか、プラスチックの破片、カキ養殖に使われるまめ管、シーグラスなどの人工物が、風や波に乗って流れ着いていました。受講者は、気になったものを思い思いに拾いました。


拾ったものの正体と旅を推理しました
公民館へ戻り、拾ったものをバットに移して、自然物と人工物に分けました。受講者同士で拾ったものを見比べながら、それぞれの特徴を観察しました。さらに、川や海、陸から来たもの、人の仕事や暮らしの中でうっかり流れ出たものなど、漂着物がどこから、どのように流れ着いたのかを推理しました。自然物についても、海に由来するものと海以外に由来するものに細かく分け、正体を探る楽しさを学びました。講師は各グループを見て回り、五感を使ってじっくり観察することで、さらに多くの発見につながることを伝えました。


漂着物は、海が届けるお手紙
講座のまとめでは、海はつながっており、漂着物は波や海の流れ、風、川の流れなどによって運ばれることを学びました。また、人の活動も漂着物の発生や移動に関わっていることや、漂着物の旅を推理するときには、観察して分かった事実と予想を分けて考えることが大切であると教わりました。
さらに、「漂着物は海が届けるお手紙。『これ、どこから来たのかな』と考え始めると、海はいろいろなことを語りかけてくれる」とのお話がありました。最後に、講師のコレクションをみんなで眺めながら、サメの卵や絶滅した貝なども漂着物として浜に打ち上がることを教わりました。
講座終了後のアンケートでは、「分かりやすく、大変勉強になった」「実際の体験と講義がつながっていて、よく理解できた」「たくさんの方と交流できて楽しかった」といった感想が寄せられました。漂着物の採集・観察を通じて、身近な海への関心を深め、自分たちの暮らしと海とのつながりについて考える講座となりました。
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