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第一弾 地域モデル事業(摺鉢谷川・高松漁港エリア)について
高松市内を流れる摺鉢谷川は、典型的な都市河川として、かつては、流域周辺地域からのごみの流入や不法投棄があり、また、高松市中央卸売市場や瀬戸内漁業協同組合がある高松漁港も、港内に多くのごみが見られましたが、現在は、地域住民や高松市市場管理課職員などの清掃活動により、環境は一定の改善が見られており、さらに、市場にある「うみまち商店街」は観光スポットにもなっています。
このエリアをきれいな状態に保ち、ごみを捨てにくい環境を維持するためには、こうした活動が持続するための体制整備が必要と考えています。
今回の地域モデル事業は、これまでバラバラに行われていた清掃活動を、高松市、香川大学、住民ボランティア団体などと連携することで、より効率的に行うとともに、さらなる地域の活性化につながるような取組みを推進するものです。
その事業内容を企画・検討、実施するため、11月30日に、地域の関係者から構成される「海洋プラスチック・ゼロ会議」を設置します。
各県独自のモデル事業を進める中で、浮かび上がった課題や成果は、他の3県とも共有し、水平展開を図っていくこととしています。
瀬戸内オーシャンズ10について
瀬戸内地域における海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、瀬戸内海中央部に位置する4県(岡山県・広島県・香川県・愛媛県)と日本財団が相互に連携・協力し、調査研究、企業・地域の連携促進、啓発・教育・行動喚起、政策形成など総合的な対策を実施し、陸域・海域における先進的な取組みを、瀬戸内モデルとして全国に発信していくことを目的とする、共同のプロジェクト。
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