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さあ、チェックが終わったら、新しいお酒をびんに詰めてと
すごいなぁ。どんどんお酒ができていくね
これは、栓を取り付ける機械だよ
あっ、栓を付けるのも全自動なんだ
できあがったお酒は、この倉庫からまた酒屋さんに運ばれていくんだよ
このびんて、何回くらい使えるの?
そうだね、途中で割れたりしなければ20回くらい使えるらしいよ
じゃあ、割れたものはどうするの
割れたら、やっとリサイクルの出番なんだ。一回使ったらすぐにリサイクルされるびんとちがって、一升びんやビールびんは、ものすごく資源の節約になってるんだ。しかも100年も昔からこういう仕組みがつくられてるんだよ
ふーん。じゃあ、ほかのびんは、どうしてくりかえして使わないの
コーラなんかも30年くらい前まではくりかえし使えるびんが多かったんだけど、重いとか持ち運びがしにくいとかで、軽いカンやペットボトルにとってかわられてしまったんだ。便利になった代わりに大切な資源をどんどん使っちゃう生活になってしまったんだよ
そうかあ。不便なのは困るけど、資源がなくなったらもっと困っちゃうよね
そうなんだよ。今のことばっかり考えて使い捨てになれてしまうと、君たちが大人になったときには取り返しがつかないことになるかもよ
うん。ビールやお酒はびん入りを買うようにお父さんたちにもいうよ
いいぞ。じゃあ次は、使えなくなったびんがどこに行くのか見に行こうか
うん。見てみたーい
びんには、くり返し使えるものとそうでないものがあることをぐるぐるに教わりましたね。それぞれのびんにはちゃんと呼び名があります。
洗ってくり返し使えるびんを『リターナブルびん』、一回きりで使い捨てのびんは『ワンウェイびん』といいます。『リターナブル』とは英語で『返すことができる』という意味。お店に返してまた使ってもらうからこう呼びます。『ワンウェイ』は英語で『片道』という意味です。たくさんの資源を使ってつくったびんですから、何度も使えるほうがもったいなくないですよね。
リターナブルびんはこんなに優秀
500mlの入れもの1本当たりの環境への影響
注)2P:2ピース缶。底付きの本体部分と蓋部分の部材を接合して作られる缶。
3P:3ピース缶。底部分、本体部分、蓋部分の部材を接合して作られる缶。
出典:リターナブルびんポータルサイト
http://www.returnable-navi.com/envdata/envdata01.shtml
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