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先の日朝実務者会議において、北朝鮮側から横田めぐみさんのものとして提出された遺骨は、我が国の関係機関の鑑定により、全く別人のものであることが判明した。
このことは、我が国が重ねて求めてきた安否不明者の調査に対する北朝鮮側の不誠実さを如実に示すものであり、我が国を愚弄する断じて許しがたい行為である。
我が国は、食糧支援を直ちに凍結するとともに、経済制裁を決断すべきである。
よって、国におかれては、「拉致問題の解決なくして、国交正常化なし」との考え方に立脚し、まず、以下の2点について、期日を設け、最後通告として北朝鮮側に回答を迫るとともに、期限内に回答がない場合、あるいは、我が国として納得できない回答があった場合には、即刻、経済制裁を発動するよう強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成16年12月15日
香川県議会
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