ここから本文です。
・本県農業の中核となる力強い担い手の確保・育成を図るため、先進的農家や関係機関とともに就農から定着までの一貫したサポート体制を強化します。また、新たな品目の導入や販路拡大などの取組みを支援し、国内外の産地間競争に打ち勝つ次世代の担い手へと誘導します。
・担い手が効率的かつ安定的に生産できる基盤を確保できるよう、地域の合意形成を支援し、集落営農の推進、基盤整備事業の推進、多面的機能の維持等への取組みとの連携を図りながら、農地の面的集積や集約化を促進します。
・女性が農業で活躍できる環境づくりを進め、女性農業者が幅広い視野と優れた経営感覚を身につけ農業経営に参画し、経営者として自立できるよう支援するとともに、女性農業者同士のネットワークの強化を図ります。
・集落営農組織は、組織の法人化、農地集積による規模拡大、経営の多角化等により、収益性の向上と地域での雇用創出が可能な組織へ誘導し、地域を支える集落営農組織の確保と経営の発展を促進します。
・農業の成長産業化に向けて、スマート農業など新技術導入や次世代型農業支援サービスの活用による技術革新、新品種の導入により、省力化・コスト低減技術の確立を図ります。
・消費者ニーズに即した魅力ある農産物の生産を推進するため、県オリジナル品種を始めとするブランド力のある農産物の生産拡大、県内外・海外への販路拡大に取り組みます。
・食の安全・安心や環境に配慮した農業への取組み、国際的水準の農業生産工程管理(GAP)の導入及びその実践等による生産工程の改善の取組みを支援します。
・近年特に大きな問題となっている鳥獣被害防止対策を推進します。併せて、家畜伝染病や農作物の重要病害虫の侵入に対する迅速な対応のほか、温暖化対策や突発的な自然災害の被害防止・軽減に努めるなどにより、持続的な発展につながる生産基盤の確保を促進します。
・「食育」や「地産地消」などの取り組みを支援し、地域の活性化を図ります。
・農村の活性化を支える人材の育成を図るため、女性や高齢者等の多様な地域活動を支える組織や人づくりを支援します。
このページに関するお問い合わせ