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香川県では、「文化芸術の振興による心豊かで活力あふれる香川づくり条例」に基づき、令和6年度香川県文化功労者及び香川県文化芸術選奨の受賞者を決定いたしました。
県における文化芸術の向上又は学術の振興について極めて優れた功績のある者を表彰。
〇徳田 寿風(とくだ じゅふう) 76歳(令和6年11月3日現在)
臥風流吟詠会に入門し、四国で初の女性少壮吟士となった。
国内外で活動するとともに、吟剣詩舞分野の統括団体である公益財団法人日本吟剣詩舞振興会の要職を務め、県内の吟詠教室で指導し、吟詠の普及に努めているなど、本県の文化芸術の振興に大きく寄与。
〇松本 達弥(まつもと たつや) 63歳(令和6年11月3日現在)
漆芸家として、第50回日本伝統工芸展で第50回記念賞を受賞し、また、令和5年度の第70回日本伝統工芸展では日本工芸会総裁賞を受賞した。令和6年度には選定保存技術保持者に認定されるなど、本県の文化芸術の振興に大きく寄与。
県における文化芸術の向上について顕著な功績をあげた個人又は団体・施設を表彰。
〇岡田 昌子(おかだ しょうこ) 43歳(令和6年11月3日現在)
声楽家として、第一線で活躍しており、岡山芸術創造劇場ハレノワ杮落し公演で主演を務めるなど、高く評価されている。
イタリアに在住しながらも、イタリア国内、日本、スペイン、ヨーロッパ各地でオペラ歌手(ソプラノ)として幅広く活躍するなど、本県の文化芸術の振興に寄与。
〇神垣 夏子(かみがき なつこ) 43歳(令和6年11月3日現在)
漆芸家として、第64回日本伝統工芸展日本工芸会新人賞、第69回日本伝統工芸展奨励賞など受賞を重ねる。
作品制作では、籃胎蒟醤(らんたいきんま)など香川漆芸独特の技法に取り組み、EテレNHK教育の「日曜美術館」でも特集の中で取り上げられ、香川県漆芸研究所修了生であることが紹介されるなど、本県の文化芸術の振興に寄与。
〇伶以野 陽子(れいやー ようこ) 53歳(令和6年11月3日現在)
能楽師として、シテ方として活躍するほか、英語による能楽ワークショップ開催などを通じて、海外への日本文化の発信、伝統文化の次世代への継承に取り組んでいる。
地元である本県においても、能楽公演への出演や、能楽教室の開催により、県民が能楽に触れる機会を創出するなど、文化芸術の振興に寄与。
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