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産業連関表は、「香川県で1年間に生産された全ての財・サービスの産業相互間の取引や産業と最終消費者(家計等)の間の取引状況を一覧表にしたもの」で、5年ごとに、膨大な資料を用いて精密に作成されております。今回公表の、平成17年香川県産業連関表の作成にあたりましても、本県で行われた経済活動に関するあらゆるデータを収集・整理し、推計・分析を行ってまいりました。
また、産業連関表は、本県の経済構造の現状を総体的に把握する基礎資料であるばかりでなく、経済予測、経済計画の立案、事業評価、開発・投資等の効果測定、特定商品の需要予測、さらには価格変動による影響分析等を行うことができますので、行政機関はもとより、企業の意思決定などにも不可欠な重要資料として利用することができます。
特に、近年の不透明な経済情勢下におきましては、波及効果が定量的に把握できるという産業連関分析の有用性に対する認識が高まり、さまざまな分野で活用されています。
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