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公開日:2019年2月28日

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支援概要

学園理念

子どもの育ち直し・育て直しのためのサービス
「子どもが生活する力」「子どもが学ぶ力」「子どもが働く力」「子どもの周囲の力」を育む支援を行う。本館

香川県立斯道学園は、子どもの最善の利益を追求し、子どもを社会全体で育むその一翼となり、子どもの権利擁護に留意しつつ「子どもの育ち直し・育て直し」のためのサービスを提供することを使命とする。

その使命を果たすために、退園した児童が社会の一員として豊かな地域生活を営むための4つの力を育む支援体制を組み立てる。

その4つの力とは、「子どもが生活する力」「子どもが学ぶ力」「子どもが働く力」「子どもの周囲の力」である。

4つの力を育むために

  • (1)子どもが生活する力
    「子どもが生活する力」を育むために、職員は子どもの規範意識の醸成を目指し、子どもが規律正しい生活を送れる枠組みをつくる。
    その枠組みの中で、子どもの困り感を理解し共に改善策を探ることで、子どもが自分を好きになり他者を思いやることができるように支援する。
  • (2)子どもが学ぶ力
    「子どもが学ぶ力」を育むために、職員は子ども一人ひとりの特性に合わせて子どもに寄り添い、子どもが自分で考える力を培う。子どもが自分の意見をしっかり言えて自己決定できる機会を増やし、自尊感情を再構築できるように支援する。
  • (3)子どもが働く力
    「子どもが働く力」を育むために、職員は全力で努力する姿を子どもに見せる。そのため職員は常に自己研さんを行い、そのスキルを高める努力を惜しまない。
  • (4)子どもの周囲の力
    「子どもの周囲の力」を育むために、職員は保護者・関係機関と緊密に連携し、子どもが生き生きと生活できる環境調整を主体性をもって行う。

香川県立斯道学園職員は、この4つの力を育むため、常に努力する。

運営の基本・支援概要

この施設では「子どもの最善の利益」を目指し、「子どもを社会全体で育む」ことを運営の基本としています。
各寮では、子どもたちと職員が共に生活し、規則正しい生活を大切にしながら安心安全感を育み、子どもたちの社会的自立を目指します。

また施設内に「みねやま分校」があり、学齢児の義務教育を行い、一人一人の能力に合わせた学習支援をしています。
このほか、社会的自立を支援するため、作業活動や進路指導にも力を入れています。
また子どもたちの心身の状況に応じて、医療機関の受診や心理面接も行っています。

家庭や関係機関とは細やかに連携して、子どもの状況の共有や、支援方針の検討、退園に向けた環境調整や関係構築をお願いしています。

退園後については、アフターケアとして家庭訪問や電話連絡等で支援しています。

サクラと本館

詳しくは、このページからダウンロードできる「事業概要」の「運営方針」をご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部斯道学園

電話:087-861-4834

FAX:087-861-4838