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一般的に出回っているキウイフルーツの品種ヘイワードは、冷蔵(5℃程度)で貯蔵すると3~6か月保存することが可能です。しかし、最近入荷するようになった中国系の果肉の黄色いキウイフルーツは、「ヘイワード」に比べて、保存期間の短いものが多く、注意が必要です。
また、キウイフルーツは、硬いままでは、酸っぱくておいしく食べられません。ほとんどの品種が、収穫後、エチレンガスなどによる追熟処理を行った上で、店先に並べられてます。食べ頃の表示や追熟の有無を確かめてから購入するようにしましょう。
硬い果実を乾燥させないよう、ポリフィルム袋(ナイロン袋は不可)に入れて密封し、室温(10~15℃が望ましい)で14~21日間程度(果肉の黄色いものや紅いものはこれより短め)おいておけば、軟らかくなります。普通、果実をさわってみて、耳たぶや手の甲ほどの硬さになった時点が食べ頃です。
また、エチレンガスを発生させるリンゴやバナナなどと一緒にポリ袋に入れると少し早く追熟します。温度が高い場合も早く追熟しますが、20℃以上では腐敗しやすく、本来のおいしさになりにくいので注意してください。
早く追熟しすぎる場合は、冷蔵庫に入れ、追熟のスピードを遅くします。食べ頃になった果実も、同様に冷蔵庫で貯蔵すれば、2週間程度保存できます。
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