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特徴的な製品やサービスの開発などの優れた取組みにより、成長を続ける中小企業者を表彰する「かがわ成長する企業大賞」の表彰式を行いました。
右から、県知事、㈱パル技研 岡田代表取締役、㈱富士クリーン 馬場代表取締役、㈱グッドワーク 平井代表取締役
平成4年の設立以来、産業用電子機器の開発設計を行い、受託開発から自社商品の開発を中心とした事業構造に転換したことで、成長を続けている。
マイクロ波センサや画像侵入監視センサなどのセキュリティ機器は、特許を持つ技術力を駆使した製品で、国内の重要保安施設に導入されるなど、トップシェアを誇る。近年では、AI技術を活用した製品開発や、新たな事業領域の開拓に挑戦している。また、周辺道路の定期的な清掃・除草活動なども行い、地域に貢献している。
昭和49年の創業以来、地域の産業廃棄物の収集・処理を行い、近年、再生可能エネルギーを中核とした新たなビジネスモデルを構築し、平成30年には、縦型乾式メタン発酵施設を国内で初めて設置し、地域の特徴や発生する廃棄物に適合するバイオマスエネルギー地域自立システムを開発した。
施設のシステム構成や稼働状況には全国から関心が寄せられ、多くの自治体や企業へ講演活動を行っているほか、環境学習の取組みとして小学生から大学生や、社会人まで多くの人の施設見学を受け入れている。
平成9年の設立以来、ダンボールケース、パッケージの製造販売、近年では、自社オリジナルのダンボール製品を製造販売しているほか、特許技術を活用し農業用ハウスなどの新たな商品開発、付加価値向上に取り組んでいる。
令和5年には、特許製品であるダンボール製のサッカーボール「くみくみボール」が、サッカー日本代表のオフィシャルグッズや、Jリーグチームのオリジナルグッズとして起用された。また、地元自治体との災害時におけるダンボール製品の調達に関する協定締結により地域に貢献している。
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