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夏になってハナレザルの出没が相次いでいます。
ハナレザルは、群れを離れて独り立ちしたばかりの4~5歳の若いニホンザルの雄です。サルは山に棲むイメージが強いのですが、ハナレザルはどんなところにでも出没します(大人になって群れを離れることはニホンザルの習性ですので特に不思議なことではありません)。
市街地には、庭の果樹や家庭菜園が多く、彼らにとって、決して棲みにくい環境ではありません。
ハナレザルを見つけて、そのまま放っておくと、居着いても良い場所であると勘違いしてしまいます。
見つけたら必ず追い払うことが重要です。
通常、野生のニホンザルは、人間を恐れています。近づくと逃げる場合は、棒(鍋をたたいて音も出す)を持って威嚇し、積極的に追い払ってください。
サルは自分に向かって来る「もの」を恐れています。サルを傷つけないように注意して、ロケット花火や玩具のソフトエアガンなどを使用することも有効な追い払い方法の一つです。
しかし、追い払ってもなかなか逃げない場合や逆に威嚇してくる場合は、人馴れした危険なニホンザルの可能性がありますので、興奮させないように静かにニホンザルから離れましょう。
また、生ゴミの放置、放任果樹などは、ニホンザルの餌付けにつながり、出没の原因となりますので環境管理に御協力お願いします。
ニホンザルを目撃したら、直ぐに地元の市役所、町役場又は香川県みどり保全課(直通電話087-832-3212)、お近くの警察署まで連絡してください。
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