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12月16日(金曜日)から、三木町池戸公民館で、香川県・東京藝術(げいじゅつ)大学連携事業「瀬戸内海分校プロジェクト」海は人を愛する『さと⇄うみ』展が始まり、東京藝術大学 日比野克彦学長を迎え、オープニングセレモニーを開催しました。
平成13年度からスタートした東京藝大美術学部との本事業は、平成22年度から現代美術の芸術家の創作活動に触れるワークショップや展覧会の開催などを県内で展開しています。
令和4年度は、これまでの取り組みに加え、高校生らがアーティストから、展覧会開催までの企画やリサーチなど一連の流れを学ぶ「瀬戸内海分校プロジェクト」を実施しています。
今回の展覧会は、このプロジェクトの一環であり「海は人を愛する」をメインテーマに、瀬戸内海の里と海の関係を考える「さと⇄うみ」をサブテーマとしています。会場内では、東京藝大出身のアーティスト伊東 五津美(いとう いづみ)さんの「燈(ともしび)」、鉾井 喬(ほこい たかし)さんの「Dual Nature」の現代アート作品をご覧いただけます。
また、海辺で実施する高校生らによるパフォーマンスを会場に設置したモニターで鑑賞いただく、坂田ゆかりさん演出の「さと⇄うみ 遠隔シアター」は、12月24日(土曜日)、25日(日曜日)の午後に上演予定です。
展覧会の会期は、12月25日(日曜日)午後4時までです。海のない三木町(さと)から、瀬戸内海(うみ)に思いをはせながら、東京藝大の若手アーティストによるアート作品を楽しんでいただきたいと思います。
これからも「アート県かがわ」の魅力を高める事業として、東京藝大の専門性や芸術的資産を生かした取り組みを通して、文化芸術を担う人材の育成や、文化芸術を育む環境整備を図るとともに、文化芸術による地域の活性化につなげていきたいと思います。
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