Q&A

Q：すぐに病院に行かないといけないの？

A：被害にあって72時間以内であれば、緊急避妊薬を服用することで望まない妊娠を防ぐことができます。
ただし、避妊の効果は100パーセントではなく副作用もあります。

72時間を過ぎても、傷の手当てや妊娠の有無、性感染症の検査など、病院を受診することで安心し、回復しやすくなることもあります。

性器や口、肛門などの粘膜が他人の粘膜や体液と接触することにより、性感染症に感染することもあります。
性感染症は症状が軽く気付きにくいものや、無症状の時期があるものもあり、発見が遅くなることもあります。
検査を受けることにより、早めに発見、治療することで完治したり、進行を遅らせることもできます。

気になることがあれば、まずご相談ください。

Q：相談したら警察につながるの？

A：警察への相談や被害の届出は、あなたの意思を尊重します。
あなたが希望しない場合に、相談員が警察に連絡することはありません。

加害者を処罰してほしい場合は、警察に相談したり、被害届を出すこともできます。
届出先は、被害にあった最寄りの警察署になります。

被害にあわれた方が相談に行くことに不安を感じるかもしれません。
そんな負担を少しでも軽減するために、警察へ付き添うことができます。

Q：ずっと以前の被害にあったことなのに、いつまでも忘れられない私は、おかしいですか？

A：被害からずっと長い時間がたっていたとしても、苦しい思いが続くのはおかしいことではありません。
忘れたと思っても、何かのはずみでふっと思い出してしまい、また苦しい思いが続くこともあるかもしれません。
そういうとき、助けを求めたり、あなたの気持ちを聴いてくれる人はいますか？
話をすると少し気持ちが楽になるかもしれません。

眠れない、食欲が戻らないなどの不調が続く場合は、医療機関を受診したり、
カウンセリングを受けることもよいかもしれません。

「オリーブかがわ」では、被害からどれだけ時間がたっていても、あなたのお話を伺います。
お電話をお待ちしています。