もし性暴力にあったら
性暴力被害にあったあなたへ。ひとりで悩んでいませんか?
悪いのは加害者です。
- レイプ・強姦
- 体に直接触られた、性器を見せられたり触らせたりした(痴漢・強制わいせつ)
- 隠れて写真や動画を撮られた(盗撮)
- 見られたくない性的な写真や動画を撮られ、また本人の了解なく公開された(AV・ポルノ被害)
相手が知っている人でも、知らない人でも、家の中で起こったとしても、外で起こったとしても、それは、あなたの人権と尊厳を傷つける性暴力です。
性暴力被害を受けると……
- 不安、恐怖、怒り、悲しみで、混乱した状況になります。
- 何も考えられなくなったり、何も感じなくなったり、物音に過敏になることもあります。
- 眠れなくなったり、食欲がなくなることもあります。
- 自分がイヤになることもあります。
被害を受けた後は、多くの人がこうした反応を経験します。
これは誰にでも起こりうる当然の反応です。
もし大切な人が被害にあっていたら…
周囲の方ができること
- まずは、被害を受けた方のそばにいてください。本人はあなたからのぬくもりで、ひとりではないと感じます。
- 被害を受けた方の話に耳を傾けましょう。
- 腹立ちのあまり、被害を受けた方を責めないでください。
- 被害を受けた方は傷つき、弱くなっています。
説教や励ましは被害を受けた方にはつらいだけになります。
- こころとからだに起こる症状は少しずつ回復しますが、時間がかかります。
気長に見守ってください。
- 加害者に対して強い怒りを感じるかもしれません。
でも、あなたの感情で動くのではなく、被害を受けた方の回復のペースを大切にしてください。
あなた自身もケアしましょう。怒りや罪悪感などあなたが抱える気持ちについて、誰かからサポートを受けることも大切です。
オリーブかがわでは、家族や友人の方からのご相談もお受けしています。