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すこやかな体をはぐくむことは、何よりも子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけることが基本です。あわせて、食を通じて命の大切さや食への感謝の気持ちを持つことにより豊かな心がはぐくまれます。
学校給食は、栄養バランスのとれた食事を提供し、健康の増進、体位の向上を図るとともに、食に関する正しい理解と適切な判断力を養ううえで重要な役割を果たしており、地場産物を使用した学校給食を「生きた教材」として活用することで、児童生徒が地域の産業や食文化等を理解し、自然の恵みや給食に携わる人々への感謝の気持ちをはぐくみます。
幼児期から高校における発達段階に応じた一貫した食に関する指導が行われるよう配慮し、学校教育活動全体を通じた食育の推進が図られるよう、実践的な取組を行う市町などに対して支援していきます。
また、幼稚園や高校へ食の専門家(栄養士や食文化博士など)を派遣し、食に関する指導を実施します。
〈過去の食育推進事業実践報告から〉
毎月19日の「食育の日」を含む5日間を「ふるさとの食再発見週間」と定め、この期間に各学校で地場産物や季節の郷土料理を取り入れた給食を提供しています。県庁食堂においてこの取組の料理を提供し、県民に学校給食の理解を深める機会としています。
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