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1 調査方法
調査対象 :香川県内に事業所を有する商工会・商工会議所の会員事業所より抽出
調査回答数 :843事業所(令和2年度に調査した事業所を優先的に選定)
調査方法 :商工会・商工会議所を通じた調査票の配布・回収
調査時期 :令和4年10 月
調査項目 :BCP 策定の有無、BCP 策定の時期、想定リスク 等
2 調査結果要旨
策定状況
BCPを策定済の事業所の割合は、全体の30.3%(前回25.5%)となっている。
一方、「BCPを知らなかった」と回答した事業所の割合は6.2%(前回10.4%)
となっており、BCPについては、9割以上の事業所に認知されている。
また、「策定中」、「今後策定する予定」、「策定したいが、着手できていない」と回
答した事業所の割合は、44.4%(前回43.8%)であり、全体の半数近くの事業所が、
今後、BCPを策定したいとの意向を有している。 ※前回とは、令和2年度調査結果
業種別の策定状況
事業所の業種別の策定済の割合は、建設業(38.2%)、製造業(34.4%)で全産業平均
(30.3%)を上回っているが、卸売・小売業(22.6%)、サービス業(20.1%)
で全産業平均を下回っている。
また、「策定の予定はない」と回答した事業所の割合は、サービス業が26.9%と
最も高く、次が卸売・小売業で25.8%となっている。
従業者規模別の策定状況
従業者規模が101 人以上の事業所では、策定済の割合が49.3%となっている。
一方、51 人から100 人の事業所では、策定済の割合が35.7%、50 人以下の事業
所では、24.6%となっている。
想定リスク
すでにBCPを策定している事業所の想定リスクについてみると、最も多い回答が
「自然災害」であり、次いで「設備の故障」と「感染症」が同数となっている。
「策定したいが、着手できていない」、「策定の予定はない」を選択した理由
「策定したいが、着手できていない」理由では「策定する時間を確保できない」、
「策定の予定はない」理由では「策定効果が期待できない」という回答が最も
多かった。
詳しくは、「事業継続計画(BCP)の策定状況に関する調査結果(令和4年度)」をご覧ください。
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