令和4年香川県地価調査結果について
地価調査制度とは
地価調査は、毎年1回、県が実施するもので、地域ごとに標準的な画地(以下「基準地」という。)を選定し、基準地の価格調査を行い、その結果を公表する制度です。
基準地の価格は、国が行う地価公示と併せて、一般の人が行う土地取引や資産評価の客観的な目安として活用されているほか、公共事業用地の取得価格算定の基準などにもなっています。
価格時点
令和4年7月1日
基準地の価格の判定
基準地の価格は、単位面積(1平方メートル)当たりの正常な価格で、不動産鑑定士の鑑定評価を求め、その結果を審査、調整して判定しています。
正常な価格とは、売り急ぎや買い進みなどの事情のない土地取引で通常成立すると思われる価格です。
対象地域・基準地数
令和4年地価調査結果の概要
1.対前年平均変動率
- (1)県全体の用途別対前年平均変動率は、住宅地がマイナス0.8%、商業地がマイナス0.8%、全用途平均がマイナス0.8%となっています。
- (2)市町別対前年平均変動率
住宅地の対前年平均変動率を市町別にみると、上昇率が大きいまたは下落率が小さい市町は、直島町がプラスマイナス0.0%、次いで高松市がマイナス0.3%、三木町がマイナス0.4%となっています。下落率が大きい市町は、東かがわ市と小豆島町がマイナス1.9%、次いで土庄町がマイナス1.6%、観音寺市と三豊市がマイナス1.5%となっています。
商業地の上昇率が大きいまたは下落率が小さい市町は、高松市がマイナス0.4%、次いで丸亀市がマイナス0.6%、さぬき市と宇多津町がマイナス0.9%となっており、下落率が大きい市町は、東かがわ市がマイナス1.9%、土庄町がマイナス1.8%、次いで坂出市、三豊市及び小豆島町がマイナス1.4%となっています。
2.平均価格
- (1)用途別平均価格
県全体の宅地の用途別平均価格は、住宅地が32,600円、商業地が73,500円、全用途平均が39,900円となっています。
- (2)市町別平均価格
住宅地の平均価格を市町別にみると、高松市が48,600円で最も価格が高く、次いで宇多津町が34,100円、丸亀市が33,700円となっています。
商業地では、高松市が111,500円で最も価格が高く、次いで丸亀市が69,300円、観音寺市が60,300円となっています。
- 基準地ごとの価格など詳細については、
- 地価調査に関するお問い合わせは、
環境政策課総務・土地利用計画グループ
- TEL:087-832-3210、FAX:087-806-0227