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12月1日(日曜日)に、かがわ国際会議場で「令和元年度 気候変動講演会」を開催しました。当日は国立環境研究所の江守正多氏を講師に招き、世界の気象観測データをもとに将来起こり得るさまざまなリスクとその対応について、わかりやすく解説していただきました。
「地球温暖化リスクと『卒炭素』への道」
国立環境研究所 地球環境研究センター副センター長 江守 正多氏
講演では、江守氏から100年後の気象シミュレーションが示す世界の気温変化の様子や2050年の国内のお天気などが紹介されるとともに、温暖化による異常気象の増加の懸念や、パリ協定が示す2℃未満の気温上昇の抑制が私たちの生活や自然環境を守る重要なラインであることを正しく認識することができました。また、この講演を通じて世界の気象がつながっていることや、将来の世代のために今何をすべきか、科学的なデータが将来の社会経済の仕組みを変える大転換のきっかけになり、世界は今、卒炭素に向かって動き出していることを学びました。
当日は多くの方にご来場いただき、ありがとうございました。
この講演会を機会に、皆様に地球温暖化についてさらに考え、行動していただければ幸いです。
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