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策定の趣旨
香川県では、地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けた、本県の脱炭素の取組みを、県民、事業者、行政などすべての主体が一丸となって進めるため、令和4年4月に「香川県地域脱炭素推進協議会」を設置しました。
当ロードマップは同協議会において、令和3年10月に策定した「香川県地球温暖化対策推進計画」の施策の具体的内容や、様々な取組みによる効果の目安などを示すことにより、今後の地球温暖化対策の方向性について、行政・県民・事業者の間で共有することを目的として策定されました。
概要
本県における過去から将来にわたっての温室効果ガス排出量の推移を確認したうえで、産業、業務、家庭、運輸の4部門それぞれに関する現状や課題を踏まえ、国の地球温暖化対策計画などで示されている様々な取組みや、これにより期待される温室効果ガス削減効果を参考に、今後の香川県における取組内容を整理しました。
また、自然環境に左右される自然エネルギーの活用、森林や海の藻場による二酸化炭素吸収効果に着目した取組み、加えて、水素やアンモニアといった新エネルギーの活用に関する方向性を確認し、これから脱炭素の推進に向けて重点的に取り組むべき分野として、以下の4つの分野をまとめています。
1住宅の脱炭素化や事業者の脱炭素化の取組みなどを進める「家庭・企業の脱炭素推進」
2地域における脱炭素化を推進するための「太陽光(熱)エネルギーの最大限活用」
3本県の森林資源や瀬戸内資源を活用した「吸収源対策」
4水素などの「新エネルギーの利活用」
最後に、家庭などにおいて一人ひとりの県民がはじめることができる具体的な取組内容をわかりやすく示すとともに、巻末では協議会参画団体や企業等の個別の取組みを紹介しています。
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