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2021年11月17日(水曜日)に高松市内で災害廃棄物処理広域訓練を実施し、県内の自治体職員のほか、民間団体を含む27団体・51人が初めての実地訓練に参加しました。
大規模災害時には、行政と民間団体、ボランティアなどがお互いに連携・協力して、大量に発生するごみを迅速かつ適切に処理する必要があり、大量のごみを一時的に集めて保管する仮置場の設置や運営管理は、初動対応の中でも特に重要となるものです。
訓練会場は、便宜上、使用したものであり、現時点では実際に仮置場となることは想定していません。
▲搬入対象者の確認と持込物の検品
▲市民による荷下ろしの管理・補助
▲トラッククレーンによる敷鉄板の敷設の実演
▲災害廃棄物の火災対策(畳の検温)
災害で発生したごみ(災害廃棄物)を仮置場に運び込むときには、分別区分に応じて種類ごとに分ける必要があります(仮置場では取り扱いできないものもあります)。
搬入車両の受け付けや荷下ろしに相当の時間を要することから、一次仮置場での作業を迅速かつ適切に進めるためには、その設置条件やレイアウト、現場で対応する職員相互の連携がいかに重要であるか理解するとともに、敷鉄板の敷設や粉じん・飛散防止対策での資機材設置では、その効果や規模感を確認することができました。
訓練項目 | 内容 |
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一次仮置場のレイアウト等確認 |
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受け入れ業務訓練 |
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敷鉄板敷設訓練 |
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粉じん/飛散防止対策、作業安全管理、火災対策訓練 |
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大規模災害は、全国各地で毎年のように起きており、いつ県内で発生してもおかしくない状況となっています。
もしものときに備えて、ご家庭では、日頃から正しいごみの分別を心掛けていただきますようご理解とご協力をお願いいたします。
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