令和6年度医療相談担当者研修会を開催します

患者及びその家族と医療機関との相互の信頼に基づく医療の推進を図ることを目的として、医療機関の患者相談担当職員及び県内保健所の医療相談窓口担当職員等の資質の向上のため、研修会を開催します。

1 目的
医療相談担当職員の資質を向上させることにより、患者及びその家族と医療機関との相互の信頼に基づく医療の推進を図る。

2 対象
医療機関の患者相談担当職員、県内保健所の医療相談窓口担当職員等

3 開催日時、場所
日時  令和7年(2025年)1月25日（土曜日） 午後2時00分～4時30分
場所  香川県立文書館　視聴覚ホール
             〒761-0301 高松市林町2217番地19

4 プログラム
第1部 医療相談窓口の運営状況について
             説明：香川県健康福祉部医務国保課
第2部 講演「実際の医療現場から対応が難しい患者相談を考える」
                     ～患者・家族の言葉の背景と対話推進の視点を学ぶ～
              講師：豊田　郁子　氏
             （患者・家族と医療をつなぐNPO法人架け橋　理事長）
       講演概要：医療相談の基本となる考え方やスキル、クレーム対応など、医療相談に必要な情報と課題について、患                           者・医療機関双方の視点から講義があります。

5 講師略歴
2003年3月、医療事故で長男（当時5歳）を亡くす。同年12月より医療事故の経験を語る講演活動を始める。 2004年10月、新葛飾病院に入職し、医療安全対策室・患者支援室を開設。厚生労働省 診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会や医療事故調査制度の施行に係る検討会の構成員などを歴任する。現在は、医務巣リハビリーテーションの医療対話推進者。
2010年「うそをつかない医療-患者と医療者をつなぐ仕事」（亜紀書房）発刊。