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公開日:2023年3月31日

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赤かび病

病名:赤かび病

病原菌:
コムギ:Gibberella zeae,Fusarium avenaceum,Fusarium asiaticum,Fusarium crookwellense,Fusarium culmorum等オオムギ:Gibberella zeae,Fusarium avenaceum,Fusarium culmorum,Monographella nivalis

開花期から乳熟期ごろに感染し、感染初期には穂の病斑部に桃色のカビが見られ、後に黒色の子のう殻が生じる。また、この時期に雨が多く、気温が比較的高い(20~27℃)日が続くと胞子飛散が促進され、感染が多くなりやすい。
本病原菌はデオキシニバレノール(DON)やニバレノール(NIV)などのマイコトキシンを生成し、被害麦を食用、飼料にすると嘔吐、下痢などの中毒症状を呈することがある。

赤かび病1

赤かび病感染コムギの様子

 

 

赤かび病2

赤かび病感染コムギ(子のう殻形成)

 

 

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