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香川県三豊市財田町において、平成18年11月12日(日曜日)に疏水百選「香川用水」水土里の路ウォーキングを開催しました。本イベントは、昨年実施された「疏水百選」に香川用水が選ばれたことを契機に、県民の「命の水」として県の農業をはじめ産業経済の発展に役立っている「香川用水」の歴史と恩恵を再認識し、ウォーキングを通して農村の持つ魅力を再発見することを目的に企画したものです。
集合場所である道の駅をスタートした一行は、みかん畑やほ場整備された農地、香川用水の幹線水路沿いをウォーキングし、目的地の香川用水記念公園では、水資源機構香川用水総合管理所の担当者から「香川用水」の歴史と概要についての説明を受けました。吉野川の水が約8kmの阿讃トンネルにより導水され、最初に水面を見せる香川用水記念公園の東西分水工やトンネルの出口を目の当たりにした参加者は、感慨深げに眺めながら、香川県の過去の厳しい水事情に思いを馳せ、香川用水の恩恵や役割を再認識しました。
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