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ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは、筋肉・骨・関節・軟骨・椎間板などの運動器(下半身)が衰えることにより、歩行や日常生活において何らかの障害が起きてくる運動器症候群のことを言います。
自覚症状がなくても要注意
便利な移動手段の多い現代社会では、日常生活に支障はないと思っていても、ロコモになっていたり、すでに進行したりしている場合が多くあることが分かっています。また、高血圧など生活習慣病のある人は比較的若い頃からロコモの原因となる病気にかかりやすいことも分かってきました。
ロコモは高齢化、長寿命化を背景に急増していますが、現役世代からの継続的な取り組みでかなり予防できると言われています。
自分がロコモかどうかは、ロコモ度テストで簡単に判定することができます。すでにロコモである場合も、ロコモを進行させないことが重要です。いつまでも歩き続けるために、運動器を長持ちさせて健康寿命を延ばしていくことが大切なのです。
やってみよう!ロコモチェック!!
☑家の中でつまずいたり、滑ったりすることがある
☑階段を上るのに手すりに頼りたくなる
☑15分くらい続けて歩けない
☑横断歩道を青信号で渡り切れない
☑片足立ちで靴下が履けない
☑2キログラム程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
☑家のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
一つでも当てはまった場合は、ロコモの心配があります!
ロコトレとは、「片脚立ち」と「スクワット」の2種類のトレーニングで、バランス能力をつけること、下肢の筋力をつけることができ、自分のレベルに合わせて安全に行えるトレーニング方法です。
詳しくは、ロコモチャレンジ!推進協議会公式HP「ロコモONLINE」をご覧ください
⇒https://locomo-joa.jp/check/locotre/
かがわロコモキーパーとは、ロコモについて正しい知識を持ち、その予防方法を実践するとともに、家族や地域の住民にその知識を伝える住民のことです。
香川県や県内市町、医療保険者などが実施する「かがわロコモキーパー養成講座」を終了した方がなることができます。
<養成講座の内容(所要時間:30分~)>
ロコモ予防の基礎知識に関する講義
ロコモーショントレーニング(ロコトレ)など
小豆管内に居住、通勤する概ね5人以上の団体やグループが対象です。かがわロコモキーパー養成講座の受講を希望される方は、小豆総合事務所保健福祉課へ気軽にご相談ください。
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