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「地産地消」とは、「地域生産-地域消費」の略語で、地域でとれた農林水産物をできるたけ地域で消費しようという意味です。
近年、栄養バランスの偏った食生活や生活習慣病の増加、食料自給率の低下、虚偽表示等の問題など食をめぐる多くの問題がおこっており、消費者の食の安全・安心に対するへのニーズや健康志向が高まっています。
そのような中で、最近、全国各地で地産地消の重要性が見直され、身土不二(しんどふじ)」や「スローフード運動」「ロハス」などの各国での取り組みとも連動し、消費者と生産者の相互理解を深める取り組みとして期待されています。
香川県では、県産農林水産物の需要拡大と県民の健康で豊かな食生活の実現を目指し、地産地消を推進しています。
「身体と環境(=土)は一元一体である」という考え方で、人の命と健康は食べ物で支えられ、食べ物は土が育てる。人の命と健康はその土と共にあるので、生活する土地である四里四方(16km四方)でとれる旬のものを正しく食べようという解釈がされています。
ファーストフードによって全世界で味の均質化が起こっていることを危惧したイタリアの人たちが地元の食材と「食」にまつわる文化を大切にしようと始めたものです。
という3つの方針を示して活動を展開しています。
LOHAS=Lifestyles of Health And Sustainabilityの頭文字をとった略語です。ロハスとは、地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共栄共存できる持続可能なライフスタイルという意味です。日本では「健康と環境を志向するライフスタイル」と意訳され、2004年以降頻繁にマスメディアに登場するようになりました。
地産地消の原点である「身土不二」の考え方からすると、地域は‘四里四方’の範囲になりますが、香川県は道路網の整備などによって物流が広域化していること等、県内がほぼ一日生活圏域になるため、県全体を1つの地域と考えることができます。
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