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8月5日(土曜日)に、高知県土佐町の早明浦ダム(さめうら湖)の湖畔で行われた「早明浦湖水祭」および、土佐町農村環境改善センターで行われた(独)水資源機構主催の「早明浦ダム再生事業起工式」に出席しました。
まず、早明浦湖水祭とは、早明浦ダムをはじめ、水資源開発の尊い犠牲となられた方々に感謝と敬弔の意をささげるとともに、早明浦ダムの水源である高知県嶺北地域の方々と、その恩恵を受けている私たち下流地域の住民との交流を深めることを目的に、毎年、8月の最初の土曜日に開催されております。
次に、早明浦ダム再生事業は、気候変動の影響による水害の頻発化・激甚化が懸念されている中、早明浦ダムに放流設備を増設することにより、早明浦ダムの治水機能を向上させ、吉野川流域における治水安全度の向上を図ることを目的としています。
その早明浦ダム再生事業のダム本体工事がいよいよ始まるということで、工事の順調な進捗と安全を祈念するための式典が執り行われ、私も、吉野川流域における治水安全度の向上が早期に発現されること、また、本事業が安全かつ滞りなく進むことを心より願ったところです。
どちらも香川県の発展に計り知れない恵みをもたらしてきた香川用水に関連する行事であり、水源地域の皆さまのご理解とご協力のもと、まさに「四国はひとつ」の心で送られてくる「友情の水」であることを再認識するとともに、香川県民にとって「いのちの水」であることを、強く感じたところであります。
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