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学校内や登下校時における不審者による被害や不慮の事故などから子どもを守るため、安全で安心な環境づくりを進めるとともに家庭や地域社会、警察などの関係機関と連携した安全対策に取り組みます。
また、交通事故や不審者による被害を防止するための安全意識や、自然災害や火災などに対する防災意識を高め、子どもが自ら危険を予測し、回避できる能力を育成します。
学校内の施設設備の点検と整備はもとより、校内外での不審者による事件の発生を想定した危機管理マニュアルの見直しと、その検証のための避難訓練や防犯教室の実施、通学路の防犯上の危険箇所等を示した「安全マップ」の内容の充実を図ります。
また、子どもに対する安全指導を充実させ、子どもたちの被害防止を図るため、教員に対する研修会などの機会を活用し、教員の指導力向上に努めるとともに、多くの小学校において実施されているボランティアによる見守り活動について、スクールガード・リーダーの派遣を支援し、学校・家庭・地域が緊密に連携した子どもの安全確保を推進します。
子供の見守り活動
教員を対象とした研修会において、「香川県内の交通事故状況」に基づく指導講話や、「危険予測トレーニング」等の指導法の研修を行うことで、指導者の資質向上に努めるとともに、児童生徒の自転車乗用中の交通事故の発生状況等を踏まえ、関係機関と連携した交通安全教育や指導体制の充実を図ります。
また、警察と連携して中学生・高校生の自転車乗用中の交通事故の減少や交通マナーの向上を図ります。
火災や地震・津波、風水害等に関する基本的な知識や災害発生時の適切な行動などについて、「防災の手引」などを活用した指導を行うとともに、30年以内に70%程度、50年以内に90%程度の確率で発生するといわれている「南海トラフ地震」の発生に備え、防災局と連携して各学校の防災体制の整備や防災教育の一層の充実を図ります。
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