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直島を、全国の循環型社会のモデル地域にしようとする計画で、平成14年3月28日、国(経済産業省、環境省)から、先進性、独創性のあるプランだとして、全国15番目、島しょ部では初めてエコタウンプランの承認を受けました。
このプランに基づいて、新たな環境産業を創出(ハード事業)するとともに、環境と調和したまちづくり(ソフト事業)を行います。
ハード事業は、市町のごみ処理施設や豊島廃棄物の処理施設などから発生する溶融飛灰、廃棄された家電製品や自動車のシュレッダーダストなど、これまで埋め立てていた廃棄物を「都市鉱山」と位置づけ、これらを原料に、金、銀、銅、鉛、亜鉛など貴重な金属を回収します。このため、溶融飛灰再資源化施設(塩素分離処理)と有価金属リサイクル施設(焼却・溶融処理)の2施設が整備されます。また、熱回収も行い、発電に利用します。ハード事業を進めるにあたっては、環境保全に万全を期すとともに、香川県における県外産業廃棄物の取扱いに関する条例に基づく事前協議書の公表など、事業の進捗状況に応じて、廃棄物処理に関するデータなどを積極的に公開していきます。
ソフト事業は、地元住民の方々や事業者、行政が協力して、ごみ減量化や緑化に取組むほか、環境フェスタやワークショップを開催するなど、環境教育・環境学習の場をつくり、多くの人々に訪れていただき、地域の活性化を図ります。
自然・文化・産業の調和した島という直島町の特色を生かし、環境産業を育成することを新しいまちづくりの基本方向とし、「自然・文化・環境の調和したまちづくり」をコンセプトとする。
直島町の特色を生かした21世紀の環境教育・環境学習の場づくり
新しいまちづくりモデルの提案
豊島廃棄物等処理事業の円滑な実施
循環資源回収事業(三菱マテリアル)
溶融飛灰再資源化施設
有価金属リサイクル施設
関連施設(県)
豊島廃棄物等中間処理施設
普及啓発・情報提供事業
直島町のごみ減量化・リサイクルの推進
環境教育・環境学習のフィールドづくり・施設づくり
環境フェスタの開催
エコネットワークの形成
緑化の推進など
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