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執務室の様子
現在は、「環境・公害」および「産業廃棄物」に関する業務を担当しており、香川県の生活環境の保全のために日々取り組んでいます。
具体的には、関係法令に基づく各種申請・届出の審査をしたり、違反や苦情があった場合には現場に向かい、必要に応じて指導・助言を行ったりしています。また行政検査として、事業場への立入検査を計画的に行い、排水や排ガスのサンプリングを実施して、定められた基準を満たしているかのチェックも行います。
生活環境に関連する業務のため、事業者や地域住民の方々など、様々な立場の方からの問い合わせに対応することが多いですが、的確に相手の要望を把握し、化学の専門職として法律や制度に関する知識をもとに、分かりやすい説明や問題解決ができたときにやりがいを感じます。また、多くの法令を取り扱うため覚えることも多いですが、研修に参加して知識を深めたり、現場で様々な経験を積んだりすることで、自身の成長が実感できることは大きな魅力だと思います。
違反や苦情に対して法令に基づく指導を行った際、改善が困難で協力が得難い場合も多くあります。そういったときには苦労しますが、専門分野の知識や技術に詳しい専門職の強みを生かして、より良い対処法を提案し、相手方との粘り強いコミュニケーションを心がけることで、協力いただけるよう工夫しています。
化学職は、環境森林部の本庁各課や環境保健研究センター、保健福祉事務所などに在籍しています。部署により仕事内容は異なりますが、どの部署の職員も専門職の強みを生かして日々頑張っています。
化学職の採用人数はあまり多くありませんが、その分連携が強く、仕事の悩みごとなどが生じても気軽に相談しやすい環境です。香川県をより良くするため、みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
平成30年4月 環境保健研究センター
令和3年4月 現在の職場
(掲載内容は、令和5年2月現在のものです。)
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