「香川県パートナーシップ制度」を開始します!
香川県パートナーシップ制度
- 性的少数者への県民の皆様の一層の理解増進と、多様性に寛容な社会の実現に向けて、令和5年10月1日から、「香川県パートナーシップ制度」を開始します。
チラシについて
こちら(PDF:727KB)をご覧ください。
背景
- 9月5日に公表した県政世論調査結果の速報において、性的少数者の人権への県民の皆様の理解は一定程度進んでいるものの、日常生活や勤務先等において人権上の様々な課題があることが把握できました。
- また、本年4月から県内全市町においてパートナーシップ宣誓制度が導入され、
- 本年6月には「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」が制定施行され、地方公共団体には、地域の実情を踏まえた施策の策定・実施が定められました。
取組内容
県施策におけるパートナーシップ宣誓者への合理的な配慮
- 県の事業において、県内市町からパートナーシップ宣誓証明書の交付を受けた方を婚姻関係に相当するものとして取り扱うなど、パートナーシップ宣誓者等への合理的な配慮に努めます。なお、県での宣誓証明書の発行は、市町との役割分担を図る観点から行いません。
- 利用できる事業は、既に実施しているものを含め、当面、次のものを対象とします。
・県営住宅への入居
・補助金における夫婦要件への適用
・「かがわスマートハウス促進事業補助金」
・知事表彰等における遺族要件への適用
・県立病院での患者の病状説明、面会等
※ 医療上の配慮として従来から実施
【県職員向け】
・世帯用の県職員住宅及び教職員住宅の入居など
市町間の連絡調整
- 宣誓者が引越しをした場合の再度の宣誓手続きの簡素化等について、利便性を図る観点から、各市町と協議のうえ県内自治体間の連携に努めます。
民間事業者等に対する普及啓発等
- 民間事業者等の自主性を尊重しつつ、働く場での性的少数者への配慮等について、民間事業者等への普及啓発等に努めます。
開始時期
令和5年10月1日
資料について