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公開日:2023年3月31日

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スクミリンゴガイの生態と防除

称 ジャンボタニシスクミリンゴガイ1
名 Pomacea canaliculata
原産地 南米

1.県内の発生
昭和60年頃から木田郡、香川郡、綾歌郡、仲多度郡などで発生が確認されています。
現在では県内の8市6町と広域に発生が認められています。

2.スクミリンゴガイの生態と防除対策
孵化後約20日で殻高が1.5cm程度となり摂食活動を開始し、孵化後約50-60日で殻高3cm程度となり産卵を開始します。活動温度は気温15-35℃程度で、14℃以下になると休眠します。
イネの葉齢が7葉期に達する田植え後2~3週間までの葉身が柔らかいものを好んで食べます。
防除対策としては、物理的防除、耕種的防除、化学的防除を組み合わせた体系的な防除対策を推進しています。詳細は下記資料をご覧ください。

スクミリンゴガイの生態および防除対策(PDF:498KB)

3.天敵について
河川や池では農薬による防除ができません。スクミリンゴガイを捕食する魚や鳥がいるので、そのような生物が安定的に生息できる環境を整えることにより、生息密度は低く抑えられます。
捕食する生物は、フナの仲間、アメリカザリガニ、ゲンゴロウ、コイ、アイガモ、カメ等が知られています。

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