ここから本文です。
警察に関する疑問にお答えします。
A.警察の役割は、「個人の生命、身体及び財産の保護に任じ犯罪の予防、捜査、交通の取締り、その他の公共の安全と秩序の維持に当たること」にあります。
あなたも、県民の安全と社会正義のために戦う警察官を目指しませんか。
A.警察では、犯人の逮捕、交通指導取締り、災害救助等の活動に伴う受傷事故を防止するために、個々の警察官に対しては、活動に必要な術科訓練等を恒常的に行っているほか、現場活動に必要な各種装備を開発整備するとともに、資機材の操作や相互の連携に係る部隊訓練等を反復実施する等職務執行の安全を確保するための対策を講じています。
A.警察は多様な犯罪に的確に対応するため様々な活動を展開しており、法律の素質はもとより、外国語が得意な人は外国人犯罪の捜査に、DNA等の科学的知識を有する人は科学捜査に、このほか経済学、心理学、情報工学等文系・理系を問わず、あなたの専門的な技能や知識を活かせる分野があります。
A.給与や昇任等の処遇面で不利になることはありません。
また、社会人であろうと、新卒者であろうと、採用試験内容や合否判定基準に差はありませんし、警察学校入校後は、年齢や職歴等に関係なく同じスタートラインとなりますので、会社を退職したことで不利になることはありません。
むしろ、社会人として培った豊かな経験や感性、柔軟な発想力を活かして、警察官としての活躍が期待されます。
A.警察学校を卒業すると、まず全員が県下の警察署に配属され、県民の生活と最も密着した交番勤務を経験しますが、その後はそれぞれの希望や適性に応じて、生活安全・刑事・交通・警備等の専門的な分野への登用の道が開かれています。
A.警察学校入校後は、柔道か剣道のどちらかを選択していただきますが、大半の方が未経験者のため、全く心配ありません。
A.それぞれの試験区分に応じて、大学卒業程度、高校卒業程度の教科書、市販の参考書、警察官採用試験用の問題集などを参考に勉強したり、毎日、新聞に目を通すなど、社会常識を身につけておくことも大切です。また、体力検査もありますので、日頃から基礎体力作りに努めておくことも忘れてはいけません。
A.逮捕術とは、犯人から攻撃又は抵抗を受けた際に、相手に与える打撃を最小限度にとどめながら、安全かつ効果的に犯人を制圧逮捕するための訓練であり、刃物を持って向かってくる場合や、犯人を追跡中に制圧するといった様々な場面を想定した訓練を行います。
A.県内や大阪等で開催されるガイダンスに参加し、採用担当職員が警察業務の説明や採用試験に関するアドバイス等を行っています。
また、警察学校において、参加・体験型の就職説明会も行っておりますので、みなさんのご来場をお待ちしています。
A.平成23年中の警察安全相談の受理件数は1万3,970件(前年比+1,670件)で、振り込め詐欺や悪質商法の被害相談、迷惑行為や近隣者とのトラブル等が主な相談内容となっています。
寄せられた相談に対しては、専任の相談員が対応に当たっています。
A.平成24年4月1日現在の女性警察官は109人(警察官全体の約6%)で、そのうち生活安全部門では12人の女性警察官が、子どもや女性を対象とした犯罪の予防活動、検挙、少年非行防止活動等を行っています。
この他にも刑事や白バイ隊員などの女性警察官もいます。
A.サイバー犯罪捜査員に特別な資格は必要ありません。
サイバー犯罪捜査員を希望すれば、他の県警で実務研修を受けるなどにより、専門の捜査員を育成していきます。やる気と興味があれば大丈夫です。
A.警察学校卒業後、最初に配属されるのが「地域警察部門」で、主に交番勤務となり、パトロールや道案内、事件・事故の初動捜査まで、様々な事案に対応することを通じて、警察官として必要な自覚と実務能力を高めていきます。
A.もちろん連日ではなく、3日に一度の三交替制で、1日ごとに当番、非番、休日(または日勤)のローテーションが組まれています。朝8時半から勤務が始まり、深夜のパトロールや現場臨場、仮眠も挟んで翌日の朝8時半まで仕事は続きます。
A.陸上の警察官と連携し、県警が保有するヘリコプターや船舶による事件・事故捜査、救護活動を行っています。
A.「犯人を絶対に捕まえる!」という熱い思い、強い正義感、人に対する優しさ等を兼ね備えた方です。また、様々な事件現場に駆けつけ、時には暴れる犯人等を取り押さえることもあるため、体力も必要です。
A.騒然とした現場での活動や凶器を所持した犯人を逮捕したり、災害現場等の厳しい環境下での活動等により危険を伴う場合もあります。しかし、単独行動は行わず、また防護衣等の装備資機材を活用して、安全を確認したうえで活動することにより危険を最小限度にしています。
A.警察学校入校中に、指紋や足こん跡の採取等、警察官として必要最小限の鑑識技術を習得してもらいますので、資格は必要ありません。
また、鑑識係を目指す場合は、専門の研修を受け、より高度な鑑識技術を習得することとなります。
なお、科学捜査研究所での勤務を希望される方は、職種により資格が必要となる場合があります。
A.主に、交通指導取締りや交通安全教育等を担当する指導係、交通安全施設の管理や自動車保管場所の証明等を担当する規制係、交通事故・事件の捜査を担当する捜査係に分けられます。
A.交通安全教育の推進、適正かつ効果的な交通指導取締りと交通事故・事件捜査の推進、信号・標識等交通安全施設の整備など、安全で快適な交通社会の実現のために各種対策を実施しています。
A.大型二輪免許はもちろん必要ですが、本人の希望、適性、能力、実績などが総合的に判断され、白バイ隊員となります。
白バイ隊員に限らず、自分の希望する職種については積極的に勉強するなど、日頃からの取組が重要となります。
A.予期せぬ大規模地震や台風による土砂災害等を想定し、建物や自動車内に閉じ込められた人を助け出すための救出・救助訓練のほか、水中に捨てられた凶器や証拠品等を発見するための潜水訓練等を行っています。
A.警備部には、機動隊員のほか、皇族や要人の身の安全を護る専門の警護員、外国人による犯罪等を取り締まる捜査員等もいます。
A.被災地のほとんどの方が家族、家、職を失い、極限の心理状態であるにもかかわらず、「遠い所から来て頂きありがとうございます。」と声を掛けてくれました。
この心遣いとやさしさが任務達成の原動力となりました。
A.警察官として、県民の安全・安心を守るという自覚を持ち、熱い正義感とやる気を胸に入校してください。
A.警察官としての知識、技能をしっかり学ぶのはもちろんのこと、規律の重要性や協調性を集団生活を通じて体得することが必要です。初めのうちは慣れるまで苦労することもあるかもしれませんが、教官の指導の下、同期の仲間たちとともに寝食を共にすることで、警察官として組織で行動することの重要性を身に付けることができます。
A.個人の携帯電話については、学校生活中は預けなければなりません。もちろん必要な時は、教官に申し出れば使用は可能であり、休日はいったん返却されます。
A.休日は外出・外泊が許されています。ただし、門限などはしっかりと設けられているので厳守が必要です。また、入校後約1ヶ月間は外出・外泊を制限されています。
A.初任科終了後、制服警察官として地域課(主に交番勤務)において経験を積んでいきます。その後、実戦実習期間を経て、希望する部門を目指していくことになります。
A.警察行政事務は、警察官と違って犯罪捜査や犯人の逮捕などを行うことはありません。主な仕事として、予算管理や各種装備品の調達、勤務時間や給与の管理、広報、交通管制などがあり、警察官と事務職員のどちらが欠けても警察組織は機能しません。
A.香川県人事委員会が実施する香川県職員(大学卒業程度)採用試験の試験区分「警察行政事務」を受験し、合格しなければなりません。
A.教養試験(択一式50問)、論文試験、個別面接試験については、警察官も警察行政事務も大きな差はありません。警察官と違って、体力検査がない代わりに、専門試験(法律・経済全般から出題される択一式の40問)と、身近な話題等をテーマに受験者が討論する集団討論があります。
A.警察行政事務で採用されれば、まず、県庁や学校事務等で新規採用となった方と一緒に「初任者研修」を受講します。その後、警察学校において約1か月間の「初任教養」を受講しますが、警察官のように柔道や剣道、逮捕術等といった訓練はありません。
A.基本的には午前8時30分から午後5時15分までの日勤勤務ですが、警察本部では、警察官と同じように日直・宿直勤務や交替制(24時間体制)で勤務する部署もあります。
また、警察署でも日直・宿直勤務はありますが、女性の場合は、原則として夜間の宿直勤務はありません。
A.警察行政事務にも階級はあります。
まず採用されると「主事」となり、勤務年数や昇任試験により「主任」「係長」「課長補佐」「課長等」「参事」とステップアップできます。
A.警察官と何ら変わりはなく、警察本部の各課を始め、警察署の警務課や会計課などに配属されます。
香川県警察本部警務課採用係
〒760-8579 香川県高松市番町四丁目1番10号
電話番号:087-833-0110